条件その25｡ ページ25
「あのね…川崎くん」
「うん？」
「実はね」
川崎くんのこと、別に好きじゃないんだ｡
そう伝えた時の彼の顔は、驚きとか絶望とか、そういうの全部混じってぐちゃぐちゃだった｡
「は…な、何言ってんだよ！今日エイプリルフールじゃねーぞw」
「私、あの時から…ずっとあなたのこと大っきらいだった」
「な、何言って…」
「告白してきたとき、勝手だと思った…あんだけ馬鹿にしといて告白してくんの、
しかも好きなんだろって？…笑わせないでよって」
もう川崎くんは何も言わない｡
ただ口を開けて、何か言おうとしているけど声にならない、そんな感じだった｡
私は話し続ける｡
「あのさ、」
「…川崎くんみたいなひと、私は一番嫌いなんだよね」
「ひ、柊…お前」
「話しかけないでね、とは言わない｡でも、一緒行くのやめよ、これから」
「なっ…嫌だ！何勝手なこと言ってんだよ！！自己中だろお前！！」
言うと思ったよ｡
「自己中だって？…あんたじゃんｗ」
「っ」
怒りで顔を真っ赤にする川崎くん｡
あはは、その顔マジでおもしろいね｡
ちょっと笑いこらえるので必死だよ私！
「明日からバレー部のみんなと行くから」
「っ…わかったよ！もうサッカー部に来んな！」
「は？…嫌〜ｗ」
「はあ！？俺がいなけりゃサッカー部来ても意味ないだろ！？」
え…本気？
「そんなことないよ〜｡そうそう、山本君とか！あの子すっごい良い子だよね！
サッカーもうまいし可愛くてかっこいいし！」
あれ、川崎くん｡
どうしてそんなおこったような顔してるの？
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抹茶くりぃむ(プロフ) - 及川ラブさん» おお…アドバイスありがとうございます！！ぜひそうさせていただきます(*´∀｀*) (2017年4月14日 20時) (
レス) id: 13244b1de8 (このIDを非表示/違反報告)
及川ラブ - 文字との間隔を開けた方が読みやすいですよ (2017年4月14日 5時) (レス) id: 00ddb20afd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶くりぃむ | 作成日時：2017年3月13日 20時
