条件その２｡ ページ2
地味で可愛くないと損する｡
だから可愛くなるために、必死で努力した｡
毎日外見には気を使ったし、ヘアアイロンもしっかりかけて｡
性格も変えた｡
地味で静かで根暗なイメージだった私から明るくて天然な感じに変わった｡
中学校に入ったらもう、誰も〈地味〉なんていう人はいなかった｡
友達もたくさんできたし、時々告白してくる男子もいた｡
でも、断った｡
どうしても川崎くんのことが許せなくて、男子を信じられなくなっていった｡
いや、可愛くなった瞬間手のひらを返してきた女子もそう｡
ただ、そんな私にも信じられる人はいるんです｡
「Aちゃん!ご飯食べよ」
教室中に響く三年の先輩…の声｡
周りから「きゃー!及川さんッ」っという声が聞こえる｡
そう、バレー部のみんな｡
ここ青葉城最高校のバレー部員たちを、私は信頼している｡
「あ、岩泉先輩!…と、及川さん」
「まって!俺ついで!？」
「あはは、まあ、はい」
「ひどい!」
そうすると岩泉先輩がうるせえ!と及川さんを小突く｡
このやり取りが好きだった｡
バレー部のみんなの前では自然でいられる｡
キャラを作る必要もない、幸せな空間だった｡
毎日、一緒にお昼ご飯を食べる｡
私が一番本当の笑顔でいられる場所｡
そこが、バレー部なんだ｡
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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抹茶くりぃむ(プロフ) - 及川ラブさん» おお…アドバイスありがとうございます！！ぜひそうさせていただきます(*´∀｀*) (2017年4月14日 20時) (
レス) id: 13244b1de8 (このIDを非表示/違反報告)
及川ラブ - 文字との間隔を開けた方が読みやすいですよ (2017年4月14日 5時) (レス) id: 00ddb20afd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶くりぃむ | 作成日時：2017年3月13日 20時
