22加藤side ページ22
小山から切羽詰まった連絡が来て、最悪の事態しか想像できなくて、慌てて車をその辺に停めた。
すぐまっすーに電話して数分で合流し、手分けして探し始めた。
まず小山のマンションから数分、下手したら数秒しかかからないコンビニに入ってみた。当然てごしの姿はない。…仕方ない、一か八かだ。レジで暇そうに立ち尽くしている店員さんに声をかけた。
「すいません…！」
「…え！？加藤シゲアキ！？」
ねむそうだった目を見開いて握手を求められたが無視して続ける。
「あ、はい、あの……変なこと聞くんですけど、金髪の子供、ひとりで買い物に来ませんでした？」
「あー、来ました来ました！！まるで、手越くんをちっちゃくしたみたいな…すごい可愛かったですね。おかゆとかスポドリとか、卵とか、ゼリーとか果物とかたくさん買ってました。買いすぎてよろよろしてて可愛かったな〜」
「……それって、何時ぐらい？」
「うーん…9時半ぐらいだったかな？」
時刻はもう11時を過ぎている。この間に何かあったのか…
「わかりました。ありがとうございます！」
♪〜♪〜
ちょうどコンビニを出たところでまっすーからの着信。
「どうした？！」
『シゲ、小山の家のすぐ近くに、コンビニ袋に入ってるお見舞いセットが落ちてた…！』
「…マジか…はぁ、そっか。いまコンビニの店員さんに聞いたら、てごし、9時半頃に買いに来てたって」
『……しかも、その横に、俺がてごしに買った靴が、片方だけ、落ちてて……』
……間違いない、てごしは、攫われた。
どこか冷静に考えてしまう自分とは裏腹に、まっすーの言う場所に走り出していた。
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ぽよよよん(プロフ) - わらびもちさん» 完結おめでとうございます！こんなに一気に完結させるなんて尊敬です(>_<)(ダラダラと書く人)わらびもちさんが書くかわいい手越くん、これからも期待してます(^○^) (2018年5月28日 21時) (
レス) id: d866031783 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 読みました！なんか…こういうの書けるってすごいな…！私もがんばるのでわらびもちさんもファイトです！ (2018年5月28日 4時) (レス) id: 7d78faf193 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ぽよよよんさん» 前作の長編、大好きでしたo(*ﾟ▽ﾟ*)oありがとうございます、無理やり完結させてしまいました……笑 (2018年5月28日 1時) (レス) id: a63c9a7a8f (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ゆーりさん» はじめまして、ありがとうございます、そう言って貰えて本当に嬉しいです！深夜に完結させてしまいましたので読んでください！笑 (2018年5月28日 1時) (レス) id: a63c9a7a8f (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよよん(プロフ) - わらびもちさん» えええ(>_<)それは嬉しいですっ！沢山更新してくれてありがとうございます！ドキドキする展開でたまらないですね(^○^) (2018年5月27日 22時) (レス) id: d866031783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらびもち | 作成日時：2017年11月19日 17時
