挨拶と参加 ページ21
「...て感じです。」
『はい、』
実況中に聞くよりも少し低い彼の声は、新鮮だった。
それもあって、流れの説明はほとんど聞いていない。
「大丈夫そうですか？」
『...あの、』
説明とは全然関係ないけれど、ずっと気になっていたことを聞く。
『どうして私なんですか？』
「あ、えっと...、」
言っていいのかわからないというような声色で濁すキヨさん。
「正直に言ってしまうと、Aさんはやってる様子なかったので、」
どうせするなら初心者同士がいいかなって、
そう言うと、黙り込んでしまった。
『大丈夫ですよ。』
「動画外とかでしてました？」
『してないです。』
「よかった。」
失礼になると思って言うつもりはなかったらしい。
その後しばらく雑談し、私は一旦チャットを閉じた。
さっき話して1つ引っかかったこと。
やっぱりキヨさんは私と話したことがある。
「お疲れ様です。」
「おつかれさまでーす。」
30分後、もう一度チャットを開いて挨拶する。
『お疲れ様です。』
フジさんとヒラさんが先に挨拶をしてくれたのでそれに続いて挨拶をする。
「あ、お疲れ様です。」
続いてこーすけさんが入ってきて、
「はーい。」
キヨさんも入ってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココア好きな人 - ふみさん» ありがとうございます。ぜひこれからも読んでくれると嬉しいです。 (2021年2月17日 22時) (
レス) id: 6c1b48cd39 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！2人の恋が叶うと嬉しいです！ (2021年2月15日 1時) (レス) id: 1952f281b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ココア好きな人 | 作成日時：2021年1月28日 22時
