君の季節〈ハル〉 (ページ5)

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連れて来てもらったのは創作料理のお店の個室で

雰囲気がすごくオシャレだった。

男性何人ですか？って聞いたら俺含めて3人だけど

おまえは仲いいやつ1人だけ連れてこいって。

結局同期で1番仲がいいももちゃんを連れてきた。

ももちゃんは呆れながらも私の野球愛、

ファイターズ愛、遥輝さん愛を理解してくれるいい子。

「変な男だったら課長ぶっとばす」

『落ちついてももちゃん、笑』

「っていってもまあAの付き添いだし、私は高いご飯が無銭で食べられればいい」

さすが男勝りなももちゃん。

「あと10分で着くから、ちょっと待ってろってさ」

『わかりました。』

先に生ビール5つ頼んで、それが届いた頃。

「遅れてすみません」

と申し訳なさそうにイケメンが入ってきた。

ガタイが良くて、モテそうな感じの。

おお、と思ってたら

それに続くようにもう一人、個室に入ってきたのは

「お待たせしてすんません、」

嘘でしょ、

遥輝さん

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