ねえ、ジフンくん

37.、、RIM side ページ38

(リムギョンsideです)


A、Aがそこにいるのは私、知ってるの。


私たちの話聞きながらぷるぷる肩を震わせてるんじゃないかって。


今日が掃除当番なのも知ってる。Aが私にどこいくのって言ってたのも聞こえてたよ。


でも私、もう待っていられなくて。二人の気持ちに、最初に気づいたのは私だから。


今の話を聞いてAは私がジフナの元カノだったってこと知ったでしょ？


きっとすごくびっくりしたと思う。ショックだったと思う。


こんな最低な親友でごめんね。


私、ジフナのことが好き。


去年、私から告白して、付き合って、でもジフナに「やっぱ好きになれない」って振られて、


でも私はまだジフナが好き。諦められなかった。


今度は絶対、惚れさせてやろうと思った。


でもジフナは私じゃなくて、いつも私の隣で笑っているAに恋をした。


私は、大切な人たちの、幸せを願える人でいたいの。


だから、二人を祝福して、私の気持ちにはケリを付けたいの。


この恋を諦めたいの、


私は、二人のために、自分のために、二人を応戦するね。


もちろん、二人のために応援するんだよ？でも自分のためでもあるの。


最悪だね、私。ごめんね、A。


Aは、こんな私と、親友でいてくれますか、


もしこのことを全部話しても笑って許してくれますか、

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