ねえ、ジフンくん

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「Aさんって面白いよね。やっぱり」


唯一さん付け呼びのウォヌくんによくわからないことを言われているのですが、



「あの、どういうことでしょうか？」


「じゃあぶっちゃけ聞くけど、Aはジフナのこと好きなの？」


「じふ、、へ？」



5秒経過、


10秒経過、



「す？すすすすすすすす好きぃぃぃ？！！」


「反応遅笑笑」


「耐えろー」



いきなり大声を出してしまった私。


その反応の遅さを笑うジュンくん。


そこに棒読みでつっこむウォヌくん。



「好きなのね。」


探偵のように腕を組みにやりと笑うリムギョン。



「違うって！その、そういうの聞かれたの初めてだったから...」


「ほんとかなぁ〜？」


「ほ、ほんとほんと！リムギョンちょっと鬱陶しいって！」



やっぱり苦しい言い訳だったから怪しまれてしまう。



「じゃあ、正直言って、ジフナのことどう思ってるの？」



ジュンくんが聞いてくる。



「それが、、、私でも、わからないんです。」



私の返事に、3人が耳をたてる。



「そもそも私...好きっていう感情がわからなくて、その、きっ嫌いじゃないですよ？」


「でも、なんか、モヤモヤするんです。今も。」


「それで、今ジフンくんに会っちゃうとそのモヤモヤが、大きくなる気がして、会いたくないんです...」



3人は私の話を静かに聞いてくれた。


すると、スニョンくんがやって来た。


なんだかすごく申し訳なさそうな、悲しそうな顔をしてる。



「あ、スニョア。ジフナは？」



ウォヌくんが聞く



「あー、その事なんだけど、、、」


「一緒に来てたけど、出ていっちゃった。」

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