カサブランカ・キス【Ren.M】

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康ちゃんは朝から仕事かー…




やっぱりカメラマンの仕事って大変なんだなー…





好きなことを仕事にする康ちゃんが輝いて見えて。





そんなところも好きになった理由だったり…





とあの頃を思い出しながら、





それから私は、





ありがたく手紙に書いてある通りに、





朝ごはんを作った。





それから洗い物をし終わったあと、





持ってきていた着替えに着替えようとしたけど、





どうせ支度するのなら、





と、思って、







その場では着替えずに、





自分の部屋に戻ってから着替えることにした。







今日は３限目からの授業だから、





のんびりはしてられるけど、





早く戻ろう、と持ってきたもの全部抱えて、





ガチャ、とドアを開けて、





机の上に置いてあったカギで閉めた。









そのまま流れるように





隣の部屋に向かって、





ガチャ、と自分の部屋の鍵を別に出して、





ドアを開けて、静かに閉めた。







自分の部屋に戻ってきた安心感からか、





ソファに寝転びたい衝動に駆られたけど、





我慢して、





すぐに出掛けれるように、





準備に取り掛かることにした。







ある程度、準備をし終わって、





時間に余裕ができたため、





ソファに寝転びながら、





携帯をいじっていると、





時間はあっという間に過ぎた。









用意していたものを持って、





部屋を出ようとドアまで向かった。







だけど、





切り替えれてない自分に気付いて、





自分の頬をパンパン、と２回叩いて、





よし、今から大学生モードに切り替えるぞ、





と、気合いを入れ直した。









そのあと、鍵を閉めて、





エレベーターを降りた所にあるポストに向かって、





康ちゃんの部屋のカギを入れた。









そこから、何事もなかったように大学に向かった。

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