第２１話 ページ22
−主人公目線に戻る−
渡辺「康二、どういう状況？これ。」
向井「何がっすか？(笑)」
渡辺「いやいや、あのー…ね？
俺、せっかく二人きりにしたじゃん？
お前ら、俺の試合全く見ずに喋ってたじゃん。」
あ、気にしてたんだ。(笑)
向井「それはごめんなさい、翔太くん。(笑)
割とお話弾んだんよ！
それで、結局お友達になったんですよ！」
渡辺「え、マジで？俺のおかげじゃん。」
向井「いや、全部が全部翔太くんのおかげでは
ないっすね。俺の勇気のおかげっすね。」
渡辺「そこは認めろよ！
素直じゃねぇな、お前も。(笑)」
向井「いやいや、誰が言ってるんすか！？」
田辺 私「それな」
渡辺「２人で声合わせて言うなよ！
傷付くから！」
ラウール「ヒャハハっ。(笑)」
ずっと会話に入れてなかったラウールが
なべしょ先輩の言った
しょーもないことにウケて
笑いだした。
笑いのツボ浅いな、相変わらず。(笑)
渡辺「お前！イイヤツだな！！
さっき邪魔者みたいな扱いしちゃってごめん！」
単純か。(笑)
ラウール「いや！全然いいっすよ！
俺が勝手に
この２人に割って入っちゃったって感じなんで！」
渡辺「ふーん、そうか…。え、歳下？」
ラウール「高一っすよ！１６歳！」
渡辺「え、マジで！？！
歳下とは思ったけどマジか…。
俺、お前からしたらおじさんじゃん…。」
田辺「うん、仕方ない。おじさんじゃん。」
渡辺「ちげーから！」
と言いつつ、優しい笑顔でツッコむなべしょ先輩。
彼女には優しいー、うわぁー
ラウール「いきなりすみません、
もしかして結衣先輩の彼氏さんっすか？」
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作者名：ありゆき。 | 作成日時：2019年8月6日 17時
