いつだって君と隣〜inar or arin〜

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inside


……大ちゃん……








ごめんね………








俺が探していれば、








俺がもっと早く起きて大ちゃんと一緒に行けば








こんなことにはならなかったのかな………








手術中のランプが赤く光っている








大ちゃんは戦っているんだ








俺だって弱気と戦わないといけないのに、








あふれるなみだは止まらない








涼「伊野ちゃん……ちょっと良いかな……？」








大ちゃんのとこから離れたくなかったけど、








俺は山田についていった








山「大ちゃんの家にあったんだ








　 これ、大ちゃんがいつ渡そうか悩んでた」








そう言って山田は俺に、








一枚の手紙をくれた








中には大きな字で、








「恥ずかしくて直接言えなかったけど








　伊野ちゃんファイトっ！！！」








…








…








…








ふふっ………








大ちゃん………








俺昨日すぐ近くにいたじゃんかぁ……








なんで言わなかったのぉ？








俺はますますなみだがあふれてきた








…








…








大ちゃん……








次は大ちゃんのばんだよ？








負けないで………








俺たちのところへ………








戻ってきてよ…………








伊「大ちゃんっ……………ファイト………っ！」

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