いつだって君と隣〜inar or arin〜

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arside


今日の伊野ちゃんは何かおかしい。









いつもは「大ちゃ〜ん！！！」








って叫んで俺のところに飛び込んでくるのに、








なぜか今日はやって来ない。








なんだか嫌な気持ち。








当の本人の伊野ちゃんは、








山田と楽しそうに話してる。








なんでよ……








いつもは俺のところに来ていたくせに、








なんで山田なの？








俺、なんかしたっけ？








悔しい………








山田に怒ってるんじゃない








俺は伊野ちゃんに怒ってる。








なんで？なんで？








考えていると、








ものすごい顔をしていたのか、








笑いながらアイツはやってきた。








侑「大ちゃんなんて顔してんの(笑)








　 ……ふーん、なるほど…








　 嫉妬かぁ………」








大「んえっ？！なんで分かったの？」








侑「だって視線が伊野ちゃんに向いてるし(笑)」








大「まじかぁ……まぁ…そうだけどさ………」








侑「無意識だったんだね(笑)」








大「お前笑いすぎだろ！」








侑「だって笑えるんだもん(笑)








　 てか、僕だって嫉妬してるし！








　 僕の財布がぁ……」








大「お互い嫉妬中か〜……」








侑「じゃあちょっとあっちにも嫉妬させよ？」








大「ナイスアイデア！！！








　 ……いや、………でも伊野ちゃんって俺のこと好きなのかな…」








侑「は？」








大「え？」








侑「お互い両思いなんですけど」








大「まじでっ？！








　 ……じゃあ………ちょっとだけっ！」









侑「そうこなくっちゃっ！」








そして知念は俺に抱きついた。

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