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睡眠時間はずばり2時間。
一晩中ずっとあの言葉が脳内で繰り返された結果、本当にひどい寝不足顔が出来上がってしまった。
洗面所で歯を磨きながら左手で、昨晩触れられた頬をさわる。
『……あんなん、ずるくない？』
as『なにが？』
『いったあ！！！』
突然背後から現れた事の張本人に驚き、足を思いっきり扉にぶつけた。
as『…元気？』
顔を見ることができず、ふるふると小さく横に首を振ると、彼は笑った。
as『ふっ笑 俺も。全然寝てない。
でもおまえ今日湯豆腐食べるんやろ？早よ支度しい。』
『……うん』
＊
京都旅は、それはそれは大変だった。
歩いてる時も、電車で立っている時も、並んで食事をする時でさえも、彼は手を絡めてきた。
俺今日変装完璧だから大丈夫、と言うアサヒに
さすがに誰が見ているか分からない状況では駄目だと話すと、口を尖らせ斜め下を見て拗ねたので、
人がまばらになった時や机の下などでは仕方なく許可した。
もちろん、アサヒが私に京都を楽しんでもらおうとしている気持ちはすごく伝わり、限られた時間の中でも満喫する事ができた。
ただ、念願の湯豆腐や美味しいものを頬張る私を見て、
宝物を見るような優しい笑顔を向けてくるので、本当に調子が狂った。
夕方、アサヒの荷造りのため早めに帰宅し、今日もお家で夕飯をご馳走になったあとは、何事もなく眠りについた。
＊
『お母さま、2日間大変お世話になりました。とても楽しい時間をありがとうございました！またお会いできたら嬉しいです…！』
母『Aちゃん…私もすごく楽しかった。きてくれてありがとう。これからもひーくんをよろしくね…』
as『じゃあ、いってきます。ママ愛してんで〜』
車で送ってくれたお母さまにお礼をいって別れ、私たちは無事に空港に到着した。
ヨシくんとシホくん、スタッフさんを待つ間、ベンチに並んで腰掛ける。
as『A、2日間ありがとう』
『急だね笑 私こそ楽しかった、呼んでくれてありがとう』
as『…向こう着いても俺、遠慮せんよ』
『え？』
あの夜と同じように腕を引いて、
マスク越しに私の頭にキスを落とす
as『こういうこと。メンバーなんか目に入れんで、
俺の事だけずっと考えてほしい。』
写真でも撮られたらどうするんだと思いつつ、
赤くなっているであろう顔を、マスクの上から抑えるしかできなかった。
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りん(プロフ) - ゆのさん» コメントありがとうございます！実は占ツクでの処女作がセブチのジュンくんのお話でした！今後セブチ全員でてくる作品を書く予定は今のところないです…申し訳ありません😢 (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 매일 그대라서 행복하다すごいいい曲ですよね…！このお話もとっても好きです！ちなみにセブチの話を書く予定はありますか？ (2022年8月12日 8時) (レス) id: 2a4750898c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - seeenraaaさん» コメントありがとうございます！作者も愛してくださって恐れ多いです🥹🥹私も愛してます！これからもがんばっていきますのでよろしくお願い致します🙇♀️💞 (2022年7月20日 10時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
seeenraaa(プロフ) - ほんまに最高です😩😩💖りんにむもこのお話も大好きです！愛してます~🥺💖💖💖 (2022年7月19日 21時) (レス) @page16 id: 2e88699f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年7月15日 18時
