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side ys.
あれからもう一年という時が経とうとしているのか。
一緒に仕事をし始め、Aが練習室に顔を出すようになった頃のあの出来事を、俺はこの先忘れることがないだろう。
＊
「A、そろそろ練習あがらせるから俺は車を回してくる。｣
「かしこまりました！」
先輩であるマネヒョンから指示されたのか、小物や備品の片付けをし始めたA。
ys『これはさすがに持たせられませーん』
『あっ…ヨシくん！大丈夫だよこのくらい！すぐそこに置きに行くだけだし…』
ys『いーの。どうせ同じ部屋に運ぶんやからAはそっちのマイクとか持ってきて？』
軽く7kgほどありそうな有線のスピーカーを一人で運ぼうとするので、思わず横取るようにして持ち上げた。
練習室の奥にある重厚な扉を開けると、様々な機材を収納する部屋がある。
廊下から直接ここに入ることはできないので少し不便ではあるが、練習室の綺麗さ、使いやすさはこの部屋のおかげで保たれていると言っていい。
踊るためのスペースを最大限確保するため、用途を終えたものはしっかりとこの部屋に片付けることがルールだった。
『ごめんねヨシくん…ありがとう』
ys『重いのは持てる人が持てばええんやって。それに早く終わる方が良くない？』
軽く会話を交わしながら片付けを終えると、やはり申し訳なさそうに謝るA。
これからずっと一緒に仕事をするのだから、もっと俺らを頼ってくれていいのに、なんて思いながら気を遣わせないように微笑んだ。
トイレを済ませ練習室に帰ってくるといつの間にかメンバーたちは先に出ていったらしく、
身支度を整えて、自分も急いで車に向かおうと再度扉の方に目をやる。
すると丁度忘れ物を取りに来たジェヒョギがやってきた。
je「イヤホン忘れちゃいました〜笑。ヨシヒョン、ヒョンが最後みたいなので電気消して一緒に降りましょう。」
ys「そうなんだ。ありがとね、じゃ行こっか。」
確かに練習室にはもう誰も残っておらず、自分も忘れ物がないよう確認してから、空調を切り照明を落とし練習室を後にした。
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りん(プロフ) - ゆのさん» コメントありがとうございます！実は占ツクでの処女作がセブチのジュンくんのお話でした！今後セブチ全員でてくる作品を書く予定は今のところないです…申し訳ありません😢 (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 매일 그대라서 행복하다すごいいい曲ですよね…！このお話もとっても好きです！ちなみにセブチの話を書く予定はありますか？ (2022年8月12日 8時) (レス) id: 2a4750898c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - seeenraaaさん» コメントありがとうございます！作者も愛してくださって恐れ多いです🥹🥹私も愛してます！これからもがんばっていきますのでよろしくお願い致します🙇♀️💞 (2022年7月20日 10時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
seeenraaa(プロフ) - ほんまに最高です😩😩💖りんにむもこのお話も大好きです！愛してます~🥺💖💖💖 (2022年7月19日 21時) (レス) @page16 id: 2e88699f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年7月15日 18時
