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side ms.
『え…？8人ってことはどれくらい切るんだ？大きさがわからん…』
『あーー！私のトウモロコシちゃんがーー！！』
その後もAは一人でぶつぶつ言いながら、ワタワタと動き回って作業をして、
たまに大きな声と共にやらかしたァ…という顔を見せていたがなんとか準備を終えた。(7割俺)
まだ参加する皆が来る気配がなかったので、2人で試作してみることに。
『シホくん上手〜！めっちゃ真ん丸！』
俺がお手本を見せると、すごいすごいとはしゃぎながら自分もチャレンジする。
大した技がなくても適当にやれば丸にはなるのだが、Aが流した生地を見るとなんともヘンテコな形をしていた。
ms『なあ、なんか下の方凹んでる？し、上尖っとるけど』
『いーの！私のはシホくんにあげるからさ！』
ホットプレートで焼くのには一度に2枚が限界で、焼けるのを待つ間はセルカを撮ったりそれぞれスマホをいじったり。
たまにAは焼き途中の自作のお好み焼きを気にして、ヘラで一生懸命形を整えていた。
その横顔が、お好み焼き一枚に対してするにはあまりにも真剣だったので、おかしくて可愛くて、ついカメラを向けてしまう。
トイレで席を外して帰ってくると、どうやら無事に焼けていたようで、ソースやマヨネーズまで掛かった状態でさらに盛られていた。
ms『あー…なるほどね笑』
『えへへ…けっこう綺麗にできた方じゃない？』
Aが試行錯誤して完成させたのは、少し歪ではあるがハート形のお好み焼き。
付き合いたてのカップルがやりそうな小っ恥ずかしいAの行動に、思わず笑ってしまった。
本人も作っておいてやはり恥ずかしいのか、にやにやが抑えられない様子。
ms『美味しいよ。ありがとA』
『…気持ちこめてますから？』
照れを隠すように語尾を上げて話すのがかわいくて、思わず頭に手を伸ばして髪を撫でる。
顔をクシャッとさせ喉を鳴らすのがまるで本当の猫みたいだった
この短い時間の中でコロコロと表情を変えるA
何気ない日常がこんなにも穏やかで幸せだと感じるのは
君が隣にいるからだよ
いつまでもこの日々が続けばいいのに。
そう小さく願って、食べかけのハートを一口放り込んだ。
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りん(プロフ) - ゆのさん» コメントありがとうございます！実は占ツクでの処女作がセブチのジュンくんのお話でした！今後セブチ全員でてくる作品を書く予定は今のところないです…申し訳ありません😢 (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 매일 그대라서 행복하다すごいいい曲ですよね…！このお話もとっても好きです！ちなみにセブチの話を書く予定はありますか？ (2022年8月12日 8時) (レス) id: 2a4750898c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - seeenraaaさん» コメントありがとうございます！作者も愛してくださって恐れ多いです🥹🥹私も愛してます！これからもがんばっていきますのでよろしくお願い致します🙇♀️💞 (2022年7月20日 10時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
seeenraaa(プロフ) - ほんまに最高です😩😩💖りんにむもこのお話も大好きです！愛してます~🥺💖💖💖 (2022年7月19日 21時) (レス) @page16 id: 2e88699f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年7月15日 18時
