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『アサヒ、今待ち合わせ場所の近くにいるんだけど、ちょっと人多いから端の方の空いてる所で会おう』
あれだけ人がいれば、メディアに顔がでているアサヒに気付いてしまう人がいてもおかしくなかった。
そんなところにマネージャーと言えど、同じ年代の女が向かえば、噂になってしまうかもしれない。
物陰に隠れながら電話をかけ、彼が私の姿を見つける前に早足で移動した。
＊
as『A、』
『…アサヒ、久しぶり！』
近くで改めて見上げると、失礼だがやはりこの男、周囲の人と桁違いに顔もスタイルも整っている
一ヶ月ぶりに会う彼の姿に、内心落ち着かない。
as『…元気やった？』
『ずっと電話してたんだから知ってるでしょ』
as『この一週間ほぼしてない』
『それはごめん』
真顔で謝罪を述べる私に吹き出すアサヒと、つられて笑ってしまう私。
久しぶりの再会で緊張していた部分もあったが、
よかった、いつもの私たちだ。
市街地に移動するため電車で大阪駅にやってきた。
ロッカーにスーツケースを預け、遅めのランチを食べるためアサヒおすすめのお店へ。
アツアツの串カツを頬張りながら、今更だが気になっていたことを尋ねる。
『そういえば、良かったの？久しぶりの帰国だったのにご家族と過ごさなくて…』
as『んー…ゆうても隔離で四六時中家におったから、家族の時間というか、リフレッシュはできとったよ』
『あれ待って、アサヒの隔離ってもしかして昨日明けたばっかりじゃ…』
おお、と当然のように答えるアサヒに汗が吹き出す私
もしかして私、親子水入らずの時間を盛大に奪ってるんじゃ……
『…ごめん。この3日で旅行とか、いけたよね。申し訳ないな…』
as『俺がAに会いたかったんやからええの。
…てか、ダメもとで言ったんやけど、
ほんまに早くきてくれて嬉しいし。』
『……』
as『Aこそ家族と過ごすよりも、
俺が言ったからがんばって仕事早く終わらせて来たんやろ？ありがと。
…会いたすぎてしぬかと思った。』
やばい。私、これからもつのかな。
賑やかな店内で、私たち2人だけ違う世界にいるみたいだ。
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りん(プロフ) - ゆのさん» コメントありがとうございます！実は占ツクでの処女作がセブチのジュンくんのお話でした！今後セブチ全員でてくる作品を書く予定は今のところないです…申し訳ありません😢 (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 매일 그대라서 행복하다すごいいい曲ですよね…！このお話もとっても好きです！ちなみにセブチの話を書く予定はありますか？ (2022年8月12日 8時) (レス) id: 2a4750898c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - seeenraaaさん» コメントありがとうございます！作者も愛してくださって恐れ多いです🥹🥹私も愛してます！これからもがんばっていきますのでよろしくお願い致します🙇♀️💞 (2022年7月20日 10時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
seeenraaa(プロフ) - ほんまに最高です😩😩💖りんにむもこのお話も大好きです！愛してます~🥺💖💖💖 (2022年7月19日 21時) (レス) @page16 id: 2e88699f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年7月15日 18時
