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Case 2.
アイドルのスケジュールには、朝昼夜があまり関係ない。
忙しいカムバック準備期間などは、朝から始まった撮影が次の日の深夜までかかり、宿舎に戻っても睡眠時間は3時間だけなんてのもザラ。
そのため送迎を担当する僕たちマネージャーのため、メンバーの宿舎に仮眠室が設けられている。
今日はジフン、マシホ、ドヨン、ジョンウの4人の宿舎の仮眠室に泊まらせてもらう事になっている。
会社で事務仕事を終わらせ宿舎に到着すると、ドヨンイとマシホが挨拶をしてくれる。
「お疲れ様。ジフニとジョンウは部屋かな?ちょっと確認したい事があるんだけど…」
dy「ジョンウはいまお風呂に入ってて、ジフニヒョンは部屋にいると思います。」
「了解、ありがとう。それで明日なんだけど…」
リビングにいた2人にまず明日のスケジュールなどを確認し、部屋にいるであろうジフニの所に行こうとすると、
ms「…マネヒョン、いまジフニヒョンのとこは行かない方がいいと思います…まずジョンウを待った方が…」
「そうなの?ちょっと風呂の様子みてくるね」
マシホに言われたことに疑問を抱いたが、ジョンウの風呂はまだ終わらなそうだったので、その足でジフニの部屋に向かい、ドアをノックする。
「ジフナ?俺だけど、入っても大丈夫?」
何回か呼びかけても返事がないので、そっとドアを開けて様子を伺う。
部屋の主はベッドで寝ているようで、規則正しい寝息が聞こえた。
起こすのも可哀想だが、仕事の確認のため中に入りベッドに近付く。
ドアの位置からはジフニの背中しか見えていなかったが、その向こう側。
ジフニの胸にすっぽりと収まり、こちらも規則正しい寝息を立てているAがいた。
目を疑う光景が広がり、停止しかけた思考のなかでまず確認しなくてはいけないこと…
服は…うん、服は着ていた。良かった本当に。
安堵する僕に気づく様子はないようで、
「…んぅ……フナ…」
jh「ん……どした…?寒い?」
ジフニが布団をかけ直してあげると、再び眠りにつくふたり
起こそうにも起こすことができず、この空間に居た堪れなくなった僕はドアをソッと閉め、肩を落としてリビングに戻って行った。
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そんみ(プロフ) - いえいえ!!現在進行形で楽しくお話を見させてもらってます🥰無理せずに頑張ってください😊 (2022年7月29日 2時) (レス) id: 1fa7162acb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - そんみさん» コメントありがとうございます!この間違いを2週間晒していたかと思うとお恥ずかしい限りです…ご指摘いただき本当にありがとうございます🥲 (2022年7月29日 1時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
そんみ(プロフ) - 余計なお世話かもしれないですが、韓国語が여기になってます😣赤ちゃんの場合애기です😓気になってしまって…すみません😭 (2022年7月29日 1時) (レス) @page2 id: 1fa7162acb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ŧ?"さん» コメントありがとうございます!他ペン推しの方にそう言っていただけるの本当に嬉しいです😭リクエストもありがとうございます(; ;)いま予定しているお話を書き終えたらチャレンジしてみます!これからもよろしくお願いいたします🙇♀️ (2022年7月13日 11時) (レス) id: 5131eef7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ŧ?"(プロフ) - ジフン推しですが、アサヒのお話が今まで読んできた中で1番好きで、どうしても感謝を伝えたくなったので初めて感想書いてます!これからも楽しみに待ってます🥲もし良かったらジフンくんでキュンキュンしたお話読んでみたいです!失礼しました🙇 (2022年7月13日 3時) (レス) @page31 id: 8ccde03560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2022年7月12日 1時