君のためのメロディー

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hs「俺は珍しく体が糖分欲してたからこれ買ってきたんだー」



そういって見せてきたのはなんと蛍光色のチョコレート？とカラフルなチョコスプレーがかかったドーナツだった。


日本ではあまりないその色遣いにギョッとした顔をする私をよそに、袋から取り出し食べ始めた。




hs「あまっ！！これは糖分過多で浮腫んじゃうかな〜」




二ヒヒっと笑ってこちらを見るヒョンソクさん。




hs「今日めっちゃ天気いいね、なんか仕事放って散歩行きたい」


「…今日は長丁場ですし、動かないで休んだ方がいいのでは？」


hs「だからこそ息抜きも必要じゃん！逆にAは働きすぎじゃない？」


「そんなことないです。まだまだ役立たずで迷惑かけてばかりだから、休んでる暇があったら皆のために動かないと…」


hs「Aは十分がんばってると思うよ。」




がんばってる子にご褒美で〜すと言って、2個入りのドーナツのうちの1つを差し出してきた。


いらないですと言おうとしたが、なかば強引に押し付けられたので仕方なく受け取る。




「っ…ほんとにめちゃくちゃ甘い…」


hs「だろ〜？笑 なんで俺これ買ったんだろ〜ワハハ！」




そういってもう片方の手にもつアメリカーノをのむ。




hs「これは甘すぎかもだけど、

Aもちょっとは甘いもの食べたり気分転換していかないと。

それか、誰かに愚痴聞いてもらって発散するとか！」



「…みんな忙しいし、人の愚痴とかきいてると自分も気分落ちちゃったりするじゃないですか。だから…」



hs「そうかな？俺は大丈夫だよ。

人の話きくの大好きだから、それが愚痴とか不満だったとしても、

話してもらえないより自分に話してもらいたい。

だから、Aが誰かに話しにくいと思ってることがあるなら、俺に言ってほしい。」




私の目を真っ直ぐみて伝える




hs「…一応メンバーのなかで俺だけAより年上だし、頼ってもいいんだよ。


Aはたぶん、マネージャーだから皆を支えなきゃ、自分の弱いところなんか見せられない、って思ってるんだろうけど、


TREASUREとAはもう一心同体だよ。


Aが辛いときは俺らも辛い。


いつもAがたくさん気遣ってくれてほんとに有難いと思ってるし、大切だから、俺らもAの支えになりたい。


まだ難しいかもしれないけど、もっと俺らを信じて。」

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