検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:1,358,606 hit

Sweet...7 ページ7













涼介「俺の卵焼きー。」

裕翔「卵焼きくらいいつでも食べれるだろうが。」

涼介「そうだけどー……あれは俺がもらえる予定でー……」



























帰りのSHRが終わり、部室へと向かう中

肩にかけているスポーツバッグを思いっきり引っ張ってくる暇人。

































涼介「てか、卵焼きちゃん、小さくてかわいいよね。」

裕翔「卵焼きちゃんって………Aちゃんね。」

涼介「何て言うか、ぎゅっとしたくなっちゃう♪」



































裕翔「確実に涼介がしたら拒絶するだろうね。」

涼介「そんなの分からねぇじゃん!って、卵焼きちゃん!」









































玄関までの階段を下り終えると、

昼間と同じ友達といる卵焼きちゃんことAちゃんがいた。









































卵焼きちゃんと呼ばれたことが恥ずかしかったのか、

その子は頬を桜色に染めて、俺らの方を見ていた。

































裕翔「困ってるじゃんか。やっぱり、拒絶されたな。」

涼介「んなことねぇし!」

































裕翔「Aちゃん、気を付けて帰るんだよ。」





































あ「えっ……あっ……先輩方も……

部活……頑張ってください!」



































結奈「ちょっと、A!」























友だちは俺らに軽く頭を下げると、

Aちゃんを追いかけるように学校を出て行った。

































涼介「もう、反応が可愛いね。卵焼きちゃんは。」

裕翔「拒絶されたくせにー。」

























俺も心でそう思ってた。

小さな身長に、あの桜色の頬。

































裕翔「言われた通り、部活……頑張るぞ。」

涼介「もちろんだし!」







Sweet...8→←Sweet...6



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (479 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
877人がお気に入り
設定タグ:おんぷ♪ , 名前変換 , 先輩   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年10月15日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。