甘いｷﾐと。【名前変換】 (ページ40)

今日:17 hit、昨日:8 hit、合計:1,358,618 hit

Sweet...40 ページ40

＊

＊

＊

・

・

・

「3-0とか圧倒的勝利だよね。」

「やっぱりｶｯｺｲｲ!裕翔先輩も涼介先輩も!」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

先輩たちの調子は絶好調だったみたいで

みんなが騒ぐ通り圧倒的勝利だった。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

結奈「よかったね、見に来て。」

あ「うん。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

裕翔先輩たちは整列して、

相手の選手と握手している。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

「ﾀｵﾙ受け取ってほしいな。」

「私はｼﾞｭｰｽ持ってきたよ。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

私の前後にいる子がそんな会話をしている。

私も……ﾀｵﾙは持ってきた。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

だけど、渡す勇気は……

やっぱりなくて。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

それに、受け取るんだったら最前列にいる子が

すぐに渡しちゃって、私の何か……

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

結奈「あれ、ﾀｵﾙ渡さなくていいの?」

あ「うん……渡せそうにないから。試合見れただけで……」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

そう言って、握っていたﾀｵﾙを

鞄に戻そうとしていると……

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

「Aちゃん!」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

あ「えっ……!?」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

私の名前を呼びながら、裕翔先輩がこちらに走ってきた。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

結奈「ﾀｵﾙ渡すﾁｬﾝｽだよ。」

あ「なっ……む、無理だよ……」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

結奈は私に気を遣ってくれて、

他の友達のところへ。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

裕翔「見に来てくれてありがとうね。

おかげで頑張れた。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

あ「いや……別に私のおかげ何かじゃ……

先輩たちの練習の成果ですよ。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

裕翔「ううん、応援してくれないと

俺ら頑張れなかったと思う。」

・

・

＊

＊

＊