Sweet...35 ページ35
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涼介「ここら辺でいいよな。」
裕翔「いいよー。」
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部室からボールを取り出してきて、
涼介とパス練習をした後、シュート練習に。
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風を切るように入ったボールはゴールに吸い込まれ
ストンとネットを沿うように落ちた。
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涼介「高校最後の試合は勝って終わりたいよね。」
裕翔「もちろん。つーか、勝つし。」
涼介「さすが、部長!」
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何て言ってると、玄関の方から歩いてくるAちゃんが見えた。
俺らに気づきひょこっと頭を下げる。
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涼介「もう、帰っちゃうの?」
あ「あっ……ハイ。することもなくて……」
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涼介「だったら……俺らの練習見てから帰るってどう?」
あ「えっ!?」
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裕翔「また困らせるようなことを…………」
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涼介「困ってるの?」
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裕翔「だーかーらー……Aちゃんは、困ってても
困ってるなんて……「見学します!」
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Aちゃんが大きな声をあげた。
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裕翔「時間大丈夫なの?」
あ「ハイ、大丈夫です。宿題もそこまでないですし……」
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涼介「じゃぁ、ベンチへどうぞ。」
あ「あ、ありがとうございます。」
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Aちゃんは涼介に背中を押されて、近くのベンチに座る。
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見守られながら、再びシュート練習再開。
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涼介「やっぱり、Aちゃん可愛いねー。」
裕翔「知ってる。つーか、何度も同じこと言わなくていいか………ら!」
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いつも以上に力を入れて、俺はシュートを決めた。
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年10月15日 16時