甘いｷﾐと。【名前変換】 (ページ32)

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Sweet...32 ページ32

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涼介「はぁー、可愛いな。ね、可愛いよね!」

裕翔「涼介、それ何度目?」

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涼介「だって、見てて癒されるんだもん。」

裕翔「見るだけじゃなくて、話しかけて来いよ。」

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俺らのﾃｰﾌﾞﾙから少し離れたところで結奈ちゃんという友だちと

一緒にご飯を食べているAちゃん。

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3人で一緒に帰ったあの日以来、涼介は

ますますAちゃんに夢中。

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けど、その後は特に接点なし。

委員会も無いし、学校でもそこまで会わず……

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涼介「話しかけるのは裕翔の仕事でしょ。」

裕翔「何で?」

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涼介「だって、Aちゃんのこと好きなんでしょ?」

裕翔「またそれかよ。涼介には関係ないだろ。」

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涼介「関係あるし!親友だろ?」

裕翔「………多分。」

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涼介「多分って……俺は……」

裕翔「嘘だよ、親友だよ。」

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涼介にそう言い放ち、ﾄﾚｰを返却口に運ぼうとしたら

Aちゃんと視線が合った。

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だけど、すぐに視線は逸らされる。

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涼介「照れ屋さんだよねー。

話しかけてくれればいいのにー……」

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裕翔「まぁ……そこが可愛いんじゃない?」

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涼介「あ、やっぱり好きなんだ。」

裕翔「だーかーらー……涼介には関係ない。」

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涼介「ちょっと、待ってよ!」

裕翔「待ちませーん。」

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Aちゃんとは話すことなく

俺ら二人は学食を出た。

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