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Sweet...30 ページ30















会長に指示された用紙記入が終わった。

Aちゃんはまだかな?























そう思い、後ろを振り向くと

何やら窓の方を見て笑顔になっていた。































涼介「俺にも今度クッキー作ってきてもらってもいい?」

あ「涼介先輩にですか?」

涼介「そうそう!俺、甘いの好きなんだよね。」



























なぜか窓の外に、涼介がいた。

なるほど……笑顔の原因はコイツか。

































裕翔「お前、何してるんだよ。」



























涼介「げっ……来たよ、邪魔者。

Aちゃんといちゃいちゃしてたのにー。ね?」

























あ「そうなんですか……ね?」

涼介「してたじゃん、いちゃいちゃ!」





























俺の知らないうちに仲良くなっている二人。



































裕翔「部活終わったなら、さっさと帰れよな。」

涼介「いや帰ろうと思ったら、窓の向こうにAちゃんが見えてね。」





























あ「ピースサイン可愛かったですよ。」

涼介「本当に?」

























裕翔「Aちゃん、こんなヤツに構ってないで帰ろう。」

あ「えっ……あっ……りがとうございます。」



























Aちゃんと自分の用紙を一緒に提出して

俺ら二人は教室を出た。































裕翔「アイツ、どれくらい前からいたの?」

あ「えーっと……10分くらい前ですかね。」























裕翔「10分もあんなウザいのに付き合わせちゃってごめんね。」

あ「い、いえ……楽しかったです。」























そう、その笑顔は……

俺に向けてほしい。























笑顔何て誰にでも向ける必要なんてない。







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作品ジャンル:恋愛
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年10月15日 16時

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