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Sweet...14 ページ14













涼介「君の爽やかさに腹が立つ。」



















俺の背中に教科書をバタバタとぶつけながら、

そういう暇人。























授業を真剣に受ける気が無いらしい。



































裕翔「俺、そこまで爽やかじゃないけど。」

涼介「いやいや、爽やかだよ。俺もそっち路線にしようかなぁー……」





















裕翔「今のままが一番でしょ、涼介は。」

涼介「あ!その発言……その発言も爽やか………」































一段と俺の背中に叩きつけられる教科書の力が強まった。

































「じゃぁ、来週までに問題集のこの単元全てやってこい。」































膨大な宿題が指示されたところで、

俺らの今日の授業が終わる。





























涼介「あのハゲ、ふざけてるな……宿題の出し方。」

裕翔「確かにな……けど、まぁ俺ら受験生だし。」





























涼介「受験ってすごーく嫌な響き。」

裕翔「誰も好きな響きっていう奴はいないと思うよ。」































Aちゃんと一緒に作成する書類だけ手元に残し、

教科書、ノートを鞄に詰め込んだ。



































裕翔「じゃぁ俺は用事あるから行くね。」

涼介「卵焼きちゃんか……」



























裕翔「そう、じゃぁ……明日、朝練で。」

























宿題の多さに項垂れている涼介にそう言って、

俺はAちゃんの教室へと向かった。









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作品ジャンル:恋愛
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年10月15日 16時

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