甘いｷﾐと。【名前変換】 (ページ12)

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Sweet...12 ページ12

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涼介「えっ、卵焼きちゃんがいたの?」

裕翔「うん、いたよ。くじ引きで引いちゃったんだって。」

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部活が無事に終了し、ロッカールームで片づけをしながら

そんな会話をする。

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涼介「だったら、俺が学級委員やったのにー。」

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裕翔「お前が学級委員やったら、ある意味学級崩壊だわ。

つーか、涼介は本気で狙ってるの?」

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涼介「いや、本気ではないけど……

何て言うか可愛いからさ、本当に。

そういう裕翔はどうなんだよ。」

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裕翔「俺?」

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尋ねられた瞬間に浮かぶ、少し照れながら

頬を桜色に染めているAちゃんの姿。

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裕翔「まぁ……可愛い後輩だよね。

色々律儀だしさ……涼介の気持ちも分からなくはないよ。」

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俺はシューズやタオルが入った少し重めの鞄を肩にかけて、

涼介と部室を後にした。

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涼介「ねぇねぇ、卵焼きちゃんをマネージャーにするってどう?」

裕翔「何言ってんだよ。」

涼介「いや、そしたら少しはみんなのモチべ上がるかと……」

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裕翔「みんなじゃなくて、涼介のモチべだろ。はぁー……

もう少し部活のためにまともな提案して。」

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なーんて言いながら、

少しそうなったらおもしろいかも

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と思っていた。

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裕翔「明日、Aちゃんに都合聞きに行かないと……」

涼介「え、卵焼きちゃんのとこ行くんだったら俺も行くー!」

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