男の因縁 ページ38
「そんなわけで私は、
自分でもなんで‶触れたものを弾き飛ばせる‶のか
分かってないんですよ」
芦「そんなことあるんだ…」
「だから私は､
触れたものを弾き飛ばす、
飛ばされたものが壁とかにぶつかって壊れる＝‶破壊‶…って解釈してます」
飯「結構適当なのだな、小花衣くん…」
そこ気にしちゃダメだぜ、飯田クンよ。
八「では、最後のあの光は何だったのですか？」
「あれは‶個性‶じゃなくて、
マグネシウムリボンっていう物質です。
それをあの黒衣に編み込んでおいたんですよ」
麗「へぇ〜…」
「弾き飛ばすにしても
‶個性‶を消すにしても、私のは近距離向けですからね。
…科学は私が個人的に好きなので、
それを戦闘でも使えるようにしたんです」
上「なるほどなぁ…」
切「相手の‶個性‶を無効化して、かつ
こっちからも攻撃できるのか…。
改めて考えるとやっぱ強えよな…」
説明し終わった私の‶個性‶について、
切島はそう言った時だった。
ガタッ
「爆豪…？」
爆「……」
それまでずっと大人しかった爆豪が突然、荷物を手に席から立ち上がる。
そしてそのまま何も言わず、
教室の後ろのドアにむかっていく。
…帰るんですかね？
切「あ、おい爆豪！
帰んのか！？反省会一緒にしようぜ！！」
爆「…いい」
飯「待ちたまえ爆豪くん！
緑谷くんを待っていなくていいのか！？」
爆「…うるせぇ」
爆豪はそういうと、皆が止めるのもきかず
帰ってしまった。
…う〜む。
蛙「荒れてるわね、爆豪ちゃん」
芦「クラスメートなんだから、
緑谷とも仲良くできないのかな〜爆豪」
「…多分、色々あるんでしょう、
あの２人も」
…でも。
「ふっ…」
麗「？どうしたん、Aちゃん？」
「いや別に…。
ただあの２人、あんまり心配しなくていいと思いますよ」
多分、いつか。
互いの力を認め合って、
競いながらでも。
今よりは良い関係を築けるんじゃないですかね。
その後、保健室から戻って来た緑谷が
爆豪を追いかけて行って、
何か話しているところを教室から見かけた。
それを見てお茶子ちゃんが
麗「男の因縁ってヤツです…」
って言ってましたけど。
…因縁、か…。
「青春ですねぇ…」
全((なんか年寄りくさいこと言ってる…))←
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クロスロード - 雷光さん» すみません！知人の名前でレスしてしまいました…ごめんなさい！ (2017年12月22日 20時) (
レス) id: b70e13ff5f (このIDを非表示/違反報告)
狩歌 - 閲覧ありがとうございます！グダグダ長いことやっておりますが、こっから急展開させていきたいと思います！今後ともよろしくお願いします！！ (2017年12月22日 18時) (レス) id: b70e13ff5f (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - 何この初展開！続編めっちゃ気になる！頑張って書いてくださいね！ (2017年12月21日 21時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロスロード | 作成日時：2016年12月7日 20時
