宮舘涼太が愛でるのは ページ5
照から姫をはがす。
腕のなかに納めるとすっぽりと収まる身体の大きさがかわいい。
ぎゅって腕を回してくれたときの、腕が短くて若干いっぱいいっぱいなのがかわいい。
胸のあたりから顔を上げると、上目遣いになるのがかわいい。
頭を撫でてあげると、猫みたいに目を細めるのがかわいい。
普段はあんなにしっかりしているのに、酔うとこんなにトロトロになっちゃうのがかわいい。
俺は翔太や佐久間と違って、あまりアピールするタイプでも、積極的にスキンシップをはかるタイプでもないけれど。
だけど、人並みには、姫のことを気に入っているから。たまにこうやって来てくれたときくらい、デロデロに愛でて、甘やかしたい。
宮「姫はかわいいね」
そういって頭を撫でると、嬉しそうに微笑んでくれて。
頬を撫でると、顔をすりよせてくる。
A「だてさんはいつでもロイヤルですね」
宮「俺だって、ロイヤルはがしてオスになるときだってあるんだよ」
A「へへへぇ、やだぁ…」
宮「姫がこんなに可愛いからね」
A「そんなにほめられると、溶けちゃいますよぉ？」
宮「溶けちゃったら、1滴残らず食べてあげるよ？」
A「へへ……あまぁい…」
そんな蕩けそうな顔でみられたら、どんな男だって堕ちちゃうよ？
わかってるのかな、この姫は。
.
渡「はいそこまでーーーー」
佐「国王！素敵すぎますがそこまででやめてほしいであります！」
向「あかん！だては危ない！こっちおいで、Aちゃん！」
阿「楠さんの荷物どれ」
岩「ヤバイヤバイ」
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年2月27日 11時
