翌朝の話 ページ13
なんとなく頭が重い朝。
わたしは、宵越しの二日酔いにはならない。
そのかわり、昨日があっっったまいたくて。
シャワーだけ浴びる…と宣言したのに、無理で。そのまま、ほんとそのまま、ベッドへダイブ。熟睡。
そして、朝。
化粧もそのまま、髪の毛ボサボサ、スーツしわくちゃ。
…翔太くんごめんなさいって感じやわぁ。
とりあえず、スーツをハンガーにかけて、シャワーを浴びる。はぁ…生き返る…
しっかりシャンプーして、洗って。
せめてもの償いに…と、フェイスパックを含めたスキンケアをしっっっかりした。
スーツ…うん、酒臭いわ。洗えるスーツでよかった。
まとめてネットに入れて、洗濯機。手洗いモードON。
今日は家にいるつもりだからヘアセットすることもないから、テキトーにドライヤーで髪をがーっと乾かして。
その時はじめて、スマホと、社用タブレットを開いた。
まずは、社用タブレット。
うん、急なお仕事は入ってないみたい。呼び出しもない。よかった。
LINEは…あら、Snow Manのみなさんからきてる。
なんか…みんな、心配してくれてる？
昨日飲みすぎたもんな…なんか、あんまりはっきりとは覚えていないけど、すごく甘やかしてもらったような気がする。
スマホの方は…あらこちらにも。
大ちゃんとめめくんから、LINE。
わあ…こっちでもめっちゃ心配されてるやん。やば。なんかしでかしたんやろか。
…
ま、いっか。
とりあえずお礼だけ送っとこ。
くすのき昨日はありがとうございました!二日酔いもなく元気です!今日はゆっくりさせていてだきます。
めちゃくちゃ楽しかったです!また飲み会誘ってくださーい!
こんでよし。さ、もう一回寝よ。
暖かくなってきた日差しの中で、もう一度目を閉じる。
なんだか、すごくいい夢が見れそうな気がした。
...end
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年2月27日 11時
