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『ソクジンさん』



そこには紙袋をパンパンにしたソクジンさんが立っていた。



『買い物ですか?』



JN「うん。そうだよ〜」



そうやって近づこうとすると、









『、え?』









ホソクに腕を掴まれていた。



『ホ、ホソク?』



ソクジンさんはそれを見ると



JN「、ごめんね。邪魔、しちゃったね」



そういって去っていった。



『あ、ちょっ、』



追いかけたいのに。



違うって言いたいのに。



『ホソク、離してっ、、』



HS「………」



なんで、何も言わないの。



早くしないとソクジンさんが行っちゃう。



HS「あの人、友達?」



『友達っ…ではないけど、とりあえず離して、誤解とかなきゃ…』




その瞬間、ホソクの腕に包まれた。



HS「そのままでいーじゃん」



『っえ…?』



HS「今日は2人で、回るんじゃなかったの」



突然のことすぎて理解できない。



『ちょっと、それとこれとは』



HS「好き」



そう耳元で囁かれた。



HS「ちゃんと伝えないと…ダメそうだから」



私を離すと真剣な眼差しで私を見た。



ホソクが…好き?私を…?



HS「今じゃなくてもいい、けど、返事が欲しい。」



いつもの笑顔でそう言ってくれた彼は、私の大好きな同僚の彼だった。



でも、あの人のあの声と笑顔が私を離さない。



私…ソクジンさんが…好きなのかな。



まだ全然話した事もないけど、だからこそ彼を知りたい。



『ごめん、ホソク、行くね。』



それだけ言って、走り出した。



あの広い肩幅を探して。

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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時

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