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次にめを覚ますともう朝で
しっかりと洋服を着ていた
リビングに出ていくとソファに座っている
…ジョングク君
固まっている私に対して
JK「おはようございます、先輩」
いつもと変わらないテンション
いやいやいや
あなたの先輩があなたの家で寝てるのよ←
少しは反応しませんか←
『…ソクジンさんは?』
JK「買い物行きましたよ」
そう言って隣を開けてくれる
ありがたく座らせてもらう
出会った時と同じ、沈黙
JK「先輩…あの」
その沈黙を破ったのはやっぱりジョングク君
『どうしたの?』
昨日も仕事があったからなのか
疲れているように見える
JK「ヌ、ヌナって呼ばせてください」
あ、そういえばずっと「先輩」だったもんね
『いいよ。ヌナかぁ…慣れないな笑』
JK「ありがとうございます。ヌナ」
…なんかいいな
JK「…ヌナ……昨日、甘い声…でしたね」
なんて顔を赤くして言うジョングク君
え、聞かれてたの?
『な、え?、聞こえて…たの?』
そう言うと頷くジョングク君
うわあ…はっず…
JK「ヌナ、僕も、男なんですよ」
気づいたら、私の背はソファにぴったりくっついて
上に跨るジョングク君
『え、ジョングク君?』
驚きが隠せない
JK「あんな声聞いて、黙ってられる訳ないじゃないですか」
動こうにもがっちり腕を掴まれて
逃げられない
怖くなって眼を瞑るしかなかった
その時
玄関のドアが開く音がした
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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時