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JK side



夜中までゲームしていた僕はせっかくの土曜日をお昼過ぎまで寝て過ごす羽目になった



起きるとすでにヒョンはいなかった



昨日もあの後悲しそうな素振りは一切見せてなかったし



思い過ごしなのかなって思ったりしてた



そのまま結局テレビを見て過ごした



JN「ただいま」



ヒョンが帰ってきた



JK「おかえり、ヒョン」



JN「…や、1日中家にいたの?すごいなぁ笑」



目の前にいるヒョンは笑っているけど



その笑顔は嬉しさにちょっぴり切なさが混じっているように感じた



JN「先にシャワー浴びちゃっていい?」



JK「あ、どーぞ」



そう言うとヒョンは1回自分の部屋に行った



昨日からヒョンの感情が読めない



…彼女が関係しているのだろうか



頭を振って彼女の存在を消そうとする



ヒョンのことを考えると必ずと言っていいほど出てきてしまう



JN「グク、これ、買ってきたよ」



いつのまにかリビングにいたヒョンはそう言ってジュースを渡してくれた



JK「あ、ありがとう。でも、ヒョンのは?」



JN「お風呂上がったら飲むよ。先飲んでて」



そう言ってシャワーに向かった



僕はジュースを飲みながらテレビを見ていた



すると、目線の下が光った



正体は、ジンヒョンの携帯



通知を見ると「A」の文字



…あ、そんなに仲良くなってたんだ









よかった









…はずなのに









納得出来ていない自分がいる



彼女のせいでヒョンが苦しめられているから?



それとも…






…その先は考える事をやめた



考えてしまったら、後戻りは出来そうになかったから



JK「ヒョンが笑顔ならそれでいい」



自分の気持ちを押しつぶしてでもいい



飲み終わったジュースの容器を捨て、僕はソファに寝転んだ

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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時

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