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その後、他クラスからのブーイングが溢れかえりちょっとした騒ぎになったが、プレゼントマイクが半端強引に進行を進めていった。
記念すべき第一競技は個性ありの障害物競争。
カメラで映し出されて気づいたのだけれど、スタートのゲートが人数に対して異様に狭い。
なるほど、ここからもう選別は始まるのか。
その考えは的中したようで、いち早くゲートをくぐり抜けた轟焦凍が、地面もろとも氷で凍らせて後ろの人たちの妨害をした。
多くの人が足止めを食らう中、1-Aのメンバーはそれを予想していたかのように、全員難なく突破する。
『轟くんの氷は以前見たとおり、大規模な氷結も可能。でも複雑な形を形成するのは今の彼には無理ね。冷静なのには変わりないけど、個性の使い方がいつもより乱雑。何か、目的がある。炎を使わないことに関係あり。』
『勝己は以前より威力があがってる。
でもコントロールに関しては、まだまだ荒削り。他人を見下す癖は良くなった。沸点が低いところは変わらず。汗を溜めて手榴弾の様にするのはよく考えた。』
『イズクはやっぱりまだ個性の制御が出来ないからか、個性を使わない。けど、意外に負けず嫌いだし、最後には何か仕掛けてくるはず。』
後で綺麗にまとめればいいから、今はただひたすらにノートに書き記す。
こうして客観的に見てみると、ヒーロー科、特に1-Aは個性の使い方は勿論、元の身体能力や判断力が頭一つほど出ている。
USJ襲撃で経験を得たのは、彼らも同じということか。
「お前、そんな趣味あったのか」
『こーいうのスキなの』
彼は、競技が進んでいくにつれページを捲る速さが早くなっていく様子を、ため息混じりに、でもどこか関心したように眺めていた。
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あかね - 私の夢主の名前が紅月なので、私は紅月紅月 になってとても驚きましたw (2020年9月27日 21時) (
レス) id: bb192a1a19 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの少女 - 読んでてすごく面白いと思いました。これからもがんばってください！ (2019年8月6日 2時) (レス) id: e0a9634d23 (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - 幸哉さん» コメントありがとうございます！甘い展開というよりかはストーリーメインなので、これからも楽しんで貰えたら嬉しいです！ (2019年5月9日 22時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
幸哉(プロフ) - あれ…？死柄木推しじゃないのになぜか読み進めてしまいます…！ (2019年5月9日 22時) (レス) id: 809d850eff (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - akuaさん» ありがとうございます。とても励みになりました(^^) (2019年5月9日 15時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえたん x他1人 | 作成日時：2018年10月28日 15時
