さん(12/30) ページ4
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「 あはは！ Aちゃんかー、宜しくね！ 」
にこりと笑い了さんとは違い優しく頭を撫でられる。
と、同時に自分の顔に熱を感じた。
絶対今赤面してる……恥ずかしい。
「 は、はいっ！ こんな私ですが何卒よろしくして頂ければと……！ 」
再び頭を下げればニコニコしていた表情を固くしながらまた了さんに話しかける百さん。
了さんの相手大変だろうに……。
「 それはそうと、
ツクモの次男が今日は小遣い稼ぎ？
こんな所に顔見せるなんて珍しいじゃんか。
どうせ、ろくなことしてないんだろ 」
おっしゃる通りで、と何故か私が萎縮する。
了さんにそんなことないだろう？ と言う視線を投げられたが怖いのでさっさと退散することにしよう。
ぺこりと百さんに今日何度目かの礼をしてそこから急いで立ち去る。
百さんは笑顔で手を振ってくれたあとまた真剣な表情で了さんに話し掛けていた。
帰ってからなにも言われなければいいけど……。
そんなことを考えながら気が付けばまたデザートの置いてある所へ来ていた。
……巳波に「ただでさえ動かないのにそんなにカロリー摂取して……太っても知りませんよ」とか言われそうだなぁ。
数がさっきよりも少なくなっているプリンが気になってしまい手を伸ばすと誰かの手と重なった。
「 っ！ すみません！ 」
「 ん、アンタもこれ食べる？ 」
サッと手を引っ込め謝り彼の顔を見れば最近実力を付けて来ているIDOLiSH7の四葉環さんだった。
ずっと見上げてると首が痛くなりそうなほど身長の高い彼は確か悠くんと同い歳だったような。
ん、と差し出すプリンをおずおずと受け取ると横から声が聞こえた。
「 ……1人で取りすぎじゃない？ 」
「 ひぇっ……！？ 」
背後からいきなり声が聞こえればその声の主を察してしまい思わず叫びそうになった。が、なんとか堪える。
そんな私の心をスルーするかのように四葉さんが九条さんに声を掛けた。
「 てんてんにゃやらない。
俺は怒ってんだからな。理のこと 」
あ、あや……？って確か四葉さんが探してる妹さんだっけ……？
九条さんと四葉さん、一体どんな関係で……？？
困惑を隠せずにいると九条さんとバチりと視線が交わった。
「 ……ちょっと。彼女困ってる。
話すタイミング考えて」
「 ぬぇあっ……す、すみません！
私はお邪魔でしたね…… 」
「 え、あのっ…… 」
なにか言おうとした天さんを盛大にスルーして別の場所へと急ぎ足で向かっていった。
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瑞季(プロフ) - 設定とかお話の内容含め全部好きです！！更新楽しみに待っています！ (2020年12月27日 20時) (
レス) id: 9a6f3d90f9 (このIDを非表示/違反報告)
伽羅(プロフ) - ZOOLの作品少ないのでとても嬉しいです！！！！ (2019年6月10日 18時) (レス) id: 60bb255aa1 (このIDを非表示/違反報告)
煽りんご(プロフ) - 天羽さん» わー!!ありがとうございます!!めっちゃ嬉しいです!!ムラのある更新ですが宜しくお願い致します…!! (2019年4月18日 18時) (レス) id: 5566959393 (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - 好きです(唐突な告白)この作品の設定めっちゃツボです…！更新お待ちしておりますっ。 (2019年4月16日 19時) (レス) id: e9676fecd9 (このIDを非表示/違反報告)
Bunny(プロフ) - はい！勿論です！(*^^*) (2019年4月15日 7時) (レス) id: bb6aeb5ac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煽りんご x他1人 | 作成日時：2019年4月12日 0時
