大丈夫、大丈夫。【刀剣乱舞】

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政府の人「じゃ、よろしくお願いしますね！」



そういって薬研藤四郎を置いて帰っていった。
“彼ら”のこと、本当にどうでもいいみたいだ。



『よろしくお願いします、薬研藤四郎さん』



薬研「……子供か」



『まぁ、はい』



薬研「話しかけるな。殺されたくなかったら」



『そうですか。けど、一週間後は他の刀も来られますよ』



そう、一週間。一週間で一振りずつ仲良くなれ、という命令なのだ。まだ優しいほうだと思う。



薬研「勝手にしろ」



『…わかりました。部屋は教えるのでそれだけはついてきて下さい』



怪我、治してあげたいんだけどなぁ



『ここです。ご飯のときは呼びます。それ以外はできる限り話しかけま…す』



薬研「おい、聞いてたのかさっきの話」



『聞いてましたよ？？ただ、まだ子供なのでわからなぁい……とか…言ってみたり…？』



薬研「………」



あかんすべった。



『すみません、本気にしないでください。冗談です、はい』



そして、部屋に入ろうとした薬研藤四郎に、後ろから抱き着いた。



薬研「なっ…！」



『治りますよーにっ！』



そういうと、薬研藤四郎の痛々しい傷は消えていった。
すぐに薬研藤四郎から離れた。



薬研「何してんだ…！」



『怪我治しただけです。すみません、こうした方がはやいんです』



これは事実なんだけどね。



薬研「……」



怒ってる、かな？

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