アイドルとお笑い芸人の恋 2 (ページ25)

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滝「うん。ジャニーさん、Aが
こうなることを分かってて言ったんじゃないかなぁ。
まぁ、俺の予想だけどもね。」

『ジャニーさん…。
やっぱり凄いよね、ジャニーさん。
そんなところまで考えていたなんて。』

滝「そうだな。」

『ありがとう、滝くん。心配してくれて。』

滝「別にいいよ。
Aは、可愛い後輩でもあり妹の存在なんだから。
多分、俺だけじゃないと思う。
事務所のみんなも心配してくれているんじゃないかなぁ。」

『そうだね。
私の周りに心配してくれている人が居るんだもんね。
なんか、愛されているなぁ。』

滝「うん、Aは愛されているよ。
なんだって、ジャニーさんが
弱愛していた一人なんだから。」

『確かに、そうだね。
滝くん、本当にありがとうね。
おかけでなんか気持ちが楽になったよ。』

滝「また、なんか悩みがあったら何でも言いな。
みんな、Aの味方なんだから。」

『うん！
明日、あの事をメンバーに言うね！バイバイ！』

滝「バイバイ」

～side川西～

水「賢志郎！これ見た？」

『何を？』

水「このニュースや。」

『"ジャニーズ事務所の社長ジャニー社長が死去。"
え、これホントなん？』

水「ホントらしいで。Aちゃん、大丈夫なんかなぁ」

『Aちゃん…、
ごめん、水田くんちょっと
Aちゃんに電話してくるわ。』

水「ええよ。ちょっとじゃなくてもっとしろ！」

『そんなに長電話せーへんわ！』

でも、ありがとうな。

水田くん。

《プルルプルル》

出ーへんかなぁ。

やっぱり、ショックしているんかなぁ。

貴方「はい、もしもし。」

あ、出た！

『もしもし、Aちゃん？』

貴方「けんちゃん？どうしたの？」

『いや、Aちゃんの社長さんのニュースを見て
心配やったから、電話してみた。大丈夫？』

貴方「いや、自分でも分からないんです。
多分、まだ実感が無いので。」

『そんなんや。』

貴方「うん。
あの、けんちゃんに言わなきゃいけないことがあって…。」

『おん。』

貴方「私、近頃数カ月間休止をしようかと思って。」

『え、そうなん。』