アイドルとお笑い芸人の恋 2 (ページ15)

今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:5,730 hit

39 ページ15

ん？今、何時？

うわ！もう20時？！

そんなに、寝てたんだ私…。

それもずっとけんちゃんの膝の上で…

同じ体制しててくれたんだ。

あ、寝ている。

よっぽど、疲れてたのかなぁ？

よし、夜ご飯作ろ！

何があるかなぁ？

野菜がいっぱいあったから、野菜炒めでもしよう。

～side川西～

あれ？俺いつの間に、寝てたんや。

《トントン》

あ、包丁の音や。

Aちゃんが今作っとるんや。

ええ匂いしてきた。

～貴方～

川「Aちゃん」

『けんちゃん、おはよう？』

「え、うん。おはよう？何作ってるん？」

『野菜炒めです。』

「そうなんや。美味しそうやなぁ～。」

『はい、出来たので持って行ってくれます？』

川「おん、ええよ。」

「いただきます。」

川「ん！美味いで。」

『本当ですか。良かった。』

川「顔色良くなったなぁ。さっきと比べて」

『川西さんのおかげです。ありがとうございます。』

川「いや、俺は何もしてへんで？」

『しましたよ。ずっと私のそばに
居てくれたじゃないですか。
それに、ずっと同じ体制で居てくれたて。』

川「それは、変に起こしちゃ悪なと思って。」

『本当に、けんちゃんが来てくれて良かった。
あのままだと、いつ倒れていたか分からなかったので。』

川「ホンマにそうだなぁ。
あれは、いつ倒れてもいい状態やったからなぁ。
でも、ホンマに元気になって良かったわ。」

『はい、助けてくれてありがとう。』

川「ほな、またな。
何かあったら、遠慮なく連絡してな？彼氏なんやし。」

『うん、連絡する。おやすみ、けんちゃん。』

川「おやすみ、Aちゃん。」

《バタン》

ふぅ～
でも、本当になんか体が軽くなったかもしれない。
これも、けんちゃんのおかげかなぁ。
ありがとう、けんちゃん。
大好きだよ。