第１７０話 ページ22
〜中央議事堂〜
バ「殺してみろよ、オレを。お前を騙した悪い市長は、お前の目の前にいるぞ？」
A「・・・・・・・・・・・・。」
A「・・・・・・バロウズ。お前は・・・・・・ただの臆病者だ」
バ「・・・・・・何？」
A「・・・・・・お前とカロンの過去を知ってから一度、お前には言っておこうと思っていたんだ」
A「かつては、カロンに随分好き勝手してくれたみたいだが・・・・・・結局は、代償が恐ろしいからと全てを裏切って生きてきた・・・・・・ただの臆病者」
バ「・・・・・・カロンから昔話でもされたのか。ふん、人様の詮索とは感心しないな」
A「これまでは、お前も悪魔のように傲慢だから全てを支配しようとしているのだと思ってた」
A「でも・・・・・・違った。恐ろしいから、見下そうとする。裏切られるのが怖いから、使い捨てようとする」
バ「・・・・・・心外だな、オレの野望はそんな情けないものとは違う」
A「いいや、違わない。・・・・・・お前は今も、僕とカロンによって破滅させられることを何より恐れている」
A「自分から、苦楽を共にした相棒を突き放しておきながら今もそれが仕方のないことだったと自分に言い聞かせている」
A「そんな臆病者には・・・・・・負けない！僕も・・・・・・カロンも・・・・・・！」
バ「・・・・・・あまり知ったような口を聞くなよ、A。お前のようなガキに説教される筋合いは無い」
バ「オレがお前を恐れている？逆だろ。お前が、今！オレを恐れているだけだろうが！」
バ「そこまで言うならやってみろよ。カロンに助けを求めて、この場をひっくり返してみせろ！」
A「あーもう、肝心な時にいないのか！格上の悪魔の一人や二人、自力でどうにかしてさっさと僕を助けに来い！」
A「そういう契約を結んだ以上・・・・・・僕が死んだらお前の美学も道連れだぞ！！」
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あゆ - くそぅ...続くにぃ...続きを...私にくれ...! (2018年12月22日 10時) (
レス) id: 072ca93e4c (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ - ココア☆遥さん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年5月15日 7時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
ココア☆遥(プロフ) - 夢主が黒執事のシエルみたいでかわいいです! これからも頑張ってください! (2018年5月15日 1時) (レス) id: a0a8d489c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ x他1人 | 作成日時：2018年5月14日 1時
