第９６話 ページ48
ノ「い、今、シビラが電撃を放って鎖を弾いたように見えたんですけれど・・・・・・！？」
A「まさか、あいつも・・・・・・。」
カ「・・・・・・まさか今まで気付いてなかったのか？あいつもまた、魔人だ。」
カ「ボマーと同じように、悪魔と契約して人外の力を手に入れた・・・・・・バロウズの犬だよ。」
A「・・・・・・そうか。ならば、またお前の力を借りることになるな。」
カ「遠慮するな。・・・・・・さあ、早くシビラを追うぞ！」
僕達がシビラが駆け上がっていった階段に行こうとした時僕の服の中のポケットで電子音がした
A「・・・・・・ちょっと待て。ポケットの中で何かが・・・・・・。」
カ「あ？」
ノ「それはアクエリアスの海底迷宮で拾った端末ですわね。」
カ「・・・・・・どういうことだ？いつの間にか充電でもしてたのか？」
A「いや、全く・・・・・・。それどころか、脱出する時に水浸しになったはずだ・・・・・・。」
ノ「どうして、今になって急に・・・・・・？」
カ「・・・・・・偶然か、もしくは今のシビラの電撃が何か影響を及ぼしたのかもな。」
カ「ちょうどいい、データを覗いてみたらどうだ。社内の地図でも入っているかもしれないぞ。」
A「あっ、でもまたすぐに電源が落ちそうだ・・・・・・！と、とりあえず片っ端からファイルを開くぞ。」
と僕は気になったファイルを開いた
『◯年 ◯月◯日』
『ついに憧れの市長秘書の座にのぼりつめた。
これまではただただ勉強し、灰色の日々を過ごすだけだったが
それも今報われた。』
『バロウズ市長はとても優秀でやさしい人だ。
この人となら、私は頑張れる。
ようやく誇りを持てる仕事に巡りあえて、私は幸せだ！』
A「・・・・・・これは、日記か？」
A「あっ、電源が切れてしまったな・・・・・・。」
次のファイルを開けようとした時端末の電源が切れてしまった
ノ「しかし、市長秘書って・・・・・・。まさかこの端末、シビラ・ベッカーの物なのかしら・・・・・・。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
