第９１話 ページ43
〜スラムの空き家〜
A「・・・・・・あれ・・・・・・ここは・・・・・・。」
目が覚めると僕はスラムの空き家にいた
カ「・・・・・・起きたか。」
ノ「ようやく気がつきましたのね！！！」
ベッドの傍らにはカロンと姉さんがいた
A「・・・・・・あれから一体何が・・・・・。」
カ「海底迷宮からの脱出は成功した。ただお前が意識を失ったからここまで退いてきたのだ。」
ノ「あの夜から半日ほど眠っていましたのよ。」
A「・・・・・・そうか。」
A「・・・・・・迷惑をかけたな。そして・・・・・・その・・・・・・まあ・・・・・・助かった。」
カ「かまわん。これも契約のうちだ。」
カ「最後はお前も一応役に立ったしな。」
ノ「そうですわ、こうして全員無事でしたし。」
僕は体を起こしてベッドから出た
ベッドから出るとき体が少しだるく感じた
A「・・・・・・アクエリアスに行くぞ。まだシビラを倒したわけではない。」
ノ「もう行きますの？」
A「ああ・・・・・・のんびりしている場合ではないしな。」
A「きっと僕達が海底迷宮から脱出したことはすぐにバレるはずだ。」
A「だったらまだ・・・・・・脱出劇の余韻にひたるときではない。」
カ「今度こそアクエリアス・ビルの攻略というわけか。」
A「アクエリアスがバロウズに関係している・・・・・・それはもうイヤというほどわかった。」
A「だったら、シビラに証拠を処分される前にこっちから正面突破してやろうではないか・・・・・・！」
カ「・・・・・・いいだろう。ならば早いほうがいい、今夜にでも攻めるぞ。」
A「シビラもあのビルにいるよな？」
カ「恐らくな。」
カ「まだ日も落ちていない。もうしばらく休んでおけ。」
A「いや、でも・・・・・・。」
ノ「ここはカロンの言うとおり休んだほうがいいですわ。」
カ「安心しろ、時間になったら起こしてやる。」
A「・・・・・・わかった。」
そうして僕は二人に言われるがままベッドに入った
A「・・・・・・本当にすまない。僕のせいで色々と迷惑を・・・・・・。」
カ「別に迷惑だと思ってない。むしろ私やノエルにもう少し頼ってほしいくらいだ。」
A「・・・・・・そうか・・・・・・。」
僕の頬に添える大悪魔の手はとても温かかった
そして僕は深い眠りへと落ちた
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
