第８９話 ページ41
A「僕にだって、プライドはあるんだ！僕の復讐に付き合わせておいて『ダメだったから一緒に死んで』なんて言えない！」
ノ「・・・・・・A・・・・・・。」
カ「・・・・・・。」
カ「・・・・・・ふん、なるほどな。」
カ「見えてきたぞ、お前がずっと復讐を急ぎ一人体を張ろうとしていた理由が・・・・・・。」
カ「A、どうやらお前は復讐心を燃え上がらせるあまり一つ大事なことを忘れているらしい。」
A「・・・・・・え？」
カ「ーーーその復讐はお前だけのものではない。」
A「・・・・・・・・・・・・！」
カ「シビラやバロウズに恨みがあるのは私やノエルも同じだ。」
カ「だからこそお前はボマーを倒したあの日、正式な契約を交わし・・・・・・私たちは同じ敵を持つ者同士、対等な関係となったんだろう。」
カ「その日から私はお前の復讐に“付き合わされている”などと思ったことはない。」
ノ「わたくしもAの復讐に付き合わせされていると思ったことは一度もありませんわ。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
カ「迷宮では何の役にも立たなかった？うぬぼれるな。非力なお前がクソの役にも立たないのは当たり前だ。」
カ「腕一本生えて、一人で強くなった気でいたか？」
カ「私が私にできることをする。お前はお前にできることをすればいい。」
カ「一人ではなく、私やノエルの三人で行動していることを忘れるな。それが私たちの悪魔の契約だ。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
