第８４話 ページ36
カ「これがブレーカーだな。だいぶ傷んでいるように見えるが、明かりはつくだろうか・・・・・・。」
と言うとカロンはブレーカーを上げた
すると辺り一面が明るくなった
カ「よし、これで照明が・・・・・・」
とその時・・・
ドォォォン！！！
カ「・・・・・・・・・・・・！？」
ノ「な、なんですの！？」
A「奥の方から音したな。」
カ「・・・・・・ちっ、向こうで電線か何かがショートしたのか。」
A「・・・・・・とりあえず一度こっちに戻ってこい。部屋を見渡せるようになったことだし、作戦会議だ。」
そしてカロンが戻ってきたので話し合いを始めた
A「さて、改めてどうするか・・・・・・。」
カ「パッと見渡した限り、この辺にバルブはない。そして部屋らしい部屋も、あの煙をふいている部屋だけだ。」
とカロンは奥の部屋を見る
そこはついさっき爆発音らしき音がした部屋だ
カ「もし向こうにバルブがあるんだとしたら、避けては通れん。あの程度のボヤならどうにか突っ込めるだろうしな。」
ノ「・・・・・・でも、爆発でもしたら面倒ですわ。」
A「そうだな、それよりも・・・・・・」
と周りを見渡すと左端に通路があった
A「向こうの足場からお前の鎖を上手く使って壁を登れないか。」
カ「・・・・・・ダメだ、あそこまで行くには滝に飛び込まねばならん。」
カロンの言う通り左端の通路の横は海水面でありそのすぐ下は滝だった
カ「私はともかく、お前には危険すぎる。義足に片腕じゃあ、自力で水面に上がることもできんだろう。」
A「そんな物凄い高さ壁じゃないしわざわざあんな部屋に入るより早く進む！」
A「こうしてチンタラしている間にも、シビラは悠々と・・・・・・！」
シビラは今度こそ僕を始末できたと思ってバロウズに報告でもしているのだろうか
そう思うと僕の苛立ちはつのるばかりだった
カ「・・・・・・焦るなよ、もっと冷静に考えてみろ。腕一本生えたところでお前が貧弱なのは変わらん。」
カ「そんなんじゃ、再びシビラに会う前に死ぬぞ。私やノエルはもちろん、お前だって困るだろうが。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
