第８１話 ページ33
カロンがバルブに手をかけるとあっさりとバルブが回った
バルブを回すと物凄い勢いで海水が入ってきた
カ「・・・・・・・・・・・・！なるほど、これは・・・・・・。」
ノ「ち、ちょちょちょちょっと！凄い勢いで浸水してますわよ！！早く止めて！！」
カ「落ち着け、止める必要なんかない。」
ノ「何でですの！？このままじゃ溺れてしまいますわよバカー！！」
A「落ち着けって姉さん、上の方に通路があるのが見えるだろ？」
ノ「確かに、通路らしきものが見えますわ。」
A「カロンは水かさが増すと僕達も浮いてあそこまで行けると考えたんだ。」
ノ「・・・・・・んん・・・・・・な、なるほど・・・・・・。」
ノ「・・・・・・いや、理屈ではわかってますけど本当に大丈夫なんですの、それ！？」
カ「まあ不安ならその辺の板切れにでも掴まってれば沈むことはないだろう。」
それからしばらくして上の通路の高さまで水がたまった
ノ「だ、だ、だ、大丈夫そうですわね・・・・・・。」
カ「・・・・・・だがここまでで浸水が止まってしまったようだな。あのバルブだけだと一番上まで行けないか。」
A「・・・・・・なら、他にもバルブがないか探せばいい。」
A「幸いなことに、さっきまで届かなかった高さまでは来れたからな。」
カ「それがよさそうだ。・・・・・・この迷宮の脱出方法が見えてきたな。」
カ「そうと決まればさっさと行くぞ。」
A「なら早く僕と姉さんを引っ張り上げろ。」
そしてカロンは僕と姉さんを海水から引っ張り上げ先へと進んだ
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
