第５３話 ページ4
カ「・・・・・・家族ではなく、あえてジリアンを狙ったのは上流階級の人間を襲うと大事になるから、といったところか。」
カ「しかし・・・・・・随分大胆だな。」
カ「いくらしたっぱの爆弾魔を使っているからといってこれはいくらなんでも目立ち過ぎる・・・・・・。」
カ「市長としての立場を忘れたのか・・・・・・？」
A「・・・・・・・せめて、ジリアンの安否だけでも確認しないと・・・・・・。」
A「万が一のことがあったら、僕は・・・・・・！」
カ「・・・・・・わかった、私が物陰から様子を見てくる。隙があれば警察の話でも盗み聞いてくるさ。」
カ「だからくれぐれも、お前らはそこから動くなよ。ひょっとしたら行方不明者として顔が割れてるかもしれん。」
カ「バロウズと戦うにしろ、戦わないにしろ敵が市長である以上、公的機関には接触しないほうがいい。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
ノ「・・・・・・頼みましたわよ｡」
そしてカロンは様子を見に行った
A「・・・・・・・・・・・・。」
不安になって余計なことを考えてしまう・・・・・・。
A「・・・・・・・・・・・・。」
ノ「また自分のことを責めてますの？」
A「・・・・・・ジリアンが巻き込まれたのは、僕のせいだ。もとはと言えば、僕だけが市長のターゲットになるはずだった。」
A「それが、僕がジリアンと仲がいいということを市長にばらしてしまったから・・・・・・ジリアンにまで迷惑が・・・・・・。」
A「僕が大人しく悪魔の契約で死んでいればそれで終わりだったんじゃ？もしくは、市長官邸で死んでいればそれで済んだんじゃ・・・・・・？」
A「どうせ僕は、一時の欲に負けて悪魔と契約した人殺しだ。僕一人が傷つくだけなら、自業自得と諦めることもできる。」
A「それなのに、僕は抵抗してしまったから・・・・・・。」
A「もし、これで・・・・・・ジリアンが、し、死んでしまうようなことがあったら・・・・・・。」
ノ「しっかりしてくださいまし！自分で自分を責めるのはダメですわ！」
ノ「それにジリアンはまだ死んだわけではありませんしもしかしたら外出中で無事かもしれませんわよ！」
A「・・・・・・そうだな、そうだよな。」
姉さんには助けられっぱなしだな・・・・・・。
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
