第７８話 ページ30
ノ「げほげほ・・・・・・。」
A「姉さん、大丈夫か？」
ノ「だ、大丈夫ですわ・・・・・・。」
ノ「・・・・・こ、ここは・・・・・・。わたくし達は・・・・・・ええと、確か・・・・・・」
A「僕達はアクエリアスに侵入したがシビラの罠にはまってしまいここまで落とされた・・・・・・。」
ノ「・・・・・そうでしたわね・・・・・・。」
A「・・・・・・そう、またしても、あの女に・・・・・・！」
そう思うとまた僕の身体中から何かがふつふつと沸き上がってきた
カ「そういうことだ。何かあるかもしれないと思ったがここまで大がかりな仕掛けがあったとは・・・・・・。」
ノ「・・・・・・じゃあここは、あのアクエリアスのビルの地下深くということですの？」
カ「・・・・・・信じがたいが、そのようだ。」
カ「古くなった地下駐車場か、もしくは造船施設か・・・・・・その辺を改造したものだとは思うが・・・・・・」
カ「昼間は普通に機能している会社の地下にこんな悪趣味な空間を隠しているとはな。」
カ「海水が流れ込んできているところを見ると海とは繋がっているらしいが・・・・・・。」
カ「言うなれば、アクエリアスにたかるバロウズの敵を幽閉する海底迷宮・・・・・・とでもいったところか。」
A「海底迷宮・・・・・・。」
A「・・・・・・だが、これではっきりしたな。海運会社アクエリアスはバロウズと繋がっている。」
A「あのビルのどこかに、その証拠が眠っているはずだ。だからシビラは僕達の侵入を恐れている。」
カ「・・・・・・お前最近、図太くなってきたな。」
A「それ褒めてるのか？」
カ「別に褒めたわけではない。前のめりで慎重さに欠けるのは相変わらずだしな。」
A「それをフォローするのがお前の役目だろ。」
カ「開き直るな！」
ノ「・・・・・・もう、こんなことしてる場合じゃありませんわ！」
A「そうだな、早く出口を探そう。」
A「シビラへの“借り”は大きい。このままで済ますわけにはいかない・・・・・・。」
A「こうしてシビラと再会してせっかくチャンスが巡ってきたんだ・・・・・・」
A「今日までに僕が味わってきた苦しみを・・・・・・そっくりそのまま返してやらないと・・・・・・。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
