第７６話 ページ28
中に入ると僅かな明かりしかなく暗かった
ノ「・・・・・・く、暗いですわね・・・・・・。」
A「夜中だから当然だな。」
カ「地下なうえに、最低限の電気しかついてないからな。ゆっくりでいいから転ぶなよ。」
A「ああ、わかってる。」
と進んでいると
ガシャン！！
僕達が先ほどまで通っていた道にシャッターが降りた
カ「！？」
ノ「こ、これは・・・・・・！？」
A「罠だったのか・・・・・・！？」
？？？「おいでになるかもしれないとは考えていましたが・・・・・・まさかここまで無策で、単純だとは・・・・・・。」
A「・・・・・・その声は・・・・・・！」
忘れるはずがないこの声は・・・・・・
そして僕達が来た道とは反対側から見覚えのある女性が現れた
シ「A様にノエル様、そしてカロン様。ようこそ、海運会社アクエリアスへ。」
そう、バロウズ市長の秘書のシビラ・ベッカーだ・・・・・・
カ「やはりキサマらが関わっていたか・・・・・・！シビラ・ベッカー・・・・・・！」
シ「A様が復讐を決めたとするならば次はどう動くか・・・・・・予想は簡単でしたよ。」
シ「ステラステージの社長の殺害というキーワードからアクエリアスに考えが及ぶのは想像に難しくありません。」
シ「そして、深夜に鍵のかかっていない裏口辺りからビルにこっそりと侵入して物色をはじめるであろうことも・・・・・・。」
A「・・・・・・シビラ・ベッカー！！」
ガシッ！
今にも目の前にいる女に飛び付くいきよいで走り出そうとするAをカロンが止めた
カ「バカ、迂闊に突っ込むな！」
シ「・・・・・・ふん。」
シ「・・・・・・しかし本当に裏口からのこのこ入ってくるとは。」
シ「仮にもフーゴ・ドレッセルを倒した身・・・・・・。もう少し駆け引きがあるかと思ったのですが。」
A「駆け引きなんてない、お前は僕が今すぐここで倒す・・・・・・！」
ガシッ！
またシビラに向かって走り出そうとするAを止めAを庇うようにして前に出るカロン
カ「落ち着けと言っている！無用心に私より前に出るんじゃない！」
A「フー・・・・・・フー・・・・・・！」
目の前の女が余裕そうにしているのを見ると身体中から何かがふつふつと沸き上がってくる
あの女の声を聞くだけで今にも理性が弾け飛びそうだった
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
