第７４話 ページ26
そして夜中になり僕は外出用の服装をし姉さんとカロンの三人で目的地に向かった
〜海運会社アクエリアス〜
僕達の目の前には海沿いにそびえ立つ巨大なビルがある
ノ「・・・・・・海運会社アクエリアス。」
A「僕が知る限りラプラスで一番大きな海運会社はここだ。」
カ「もしもステラステージがラプラスに進出していたら一番損をするはずだったのが、ここだ。」
カ「それにしてもAはラプラスの経済について詳しいな。」
A「チェルクェッティ家の次期当主だからな。」
A「いつ当主になっても恥ずかしくないように経済についてはもちろんその他も完璧にしないとな。」
A「そのために小さい頃から基本的に毎日勉強と色んなお稽古をしていたな。」
ノ「小さい頃から遊んだりもせずに勉強ばかりしていましたわね。もう少しくらい遊ぶことがあってもいいですのに・・・・・・。」
A「でも、姉さんがピアノを教えてくれたじゃないか。僕にとってはそれが唯一の楽しみであり息抜きのようなものだ。」
A「ありがとう、姉さん」
ノ「そう言われると・・・照れますわね/////」
ノ「でも、それ以外のにも色々なことを楽しんでもいいと思いますわ」
A「それはダメだ。僕は次期当主なんだから遊んでいる暇があるなら勉強しないと。チェルクェッティの名に恥じないようにしないといけない。」
カ「・・・・・・・・・・・・。」
A「それよりもカロン、市長官邸の時も思ったが随分とラプラス市について詳しいな。」
ノ「もしかして前にラプラス市にいたことがありますの？」
カ「・・・・・・どうでもいいだろう。お前こそお勉強が足りていないんじゃないのか。」
ノ「自慢ではないですけど、わたくしくらいの歳の女の子がいちいち企業のことなんか知っているわけがありまして！？」
A「そうだぞ、僕はともかく姉さんくらいの年頃は知らなくて当たり前だ。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
