第７３話 ページ25
ノ「ど、どういうことですの・・・・・・？」
カ「いいか、考えてみろ。シビラはなぜ、Aにステラステージの社長を殺させた？」
A「・・・・・・それは、ステラステージという海運会社が市長達にとってジャマだったから・・・・・・。」
カ「そうだ。そのまま考えろ。ではなぜ市の外からきた海運会社がジャマになる？」
A「金がそっちに流れてしまうからだ。」
カ「そうだ。しかし、バロウズは市長だ。経営者ではない。」
ノ「・・・・・・じゃあ、なんで・・・・・・。」
カ「・・・・・・その辺りに、恐らくバロウズの利益に繋がる何かがあるのだ。」
カ「バロウズが直接損をするのではない。バロウズに利益をもたらす何かが、誰かが、損をするのだ。」
ノ「・・・・・・つまり、ラプラス警察と同じように、どこかの企業が市長と繋がっているということですのね・・・・・・。」
カ「恐らくそういうことだ。」
カ「市長官邸の警備員を相手にするのはきつい。ラプラス警察を相手にするのもきつい。」
カ「だが・・・・・・ただの企業に乗り込んでバロウズの汚職の証拠を盗み出すだけならどうだ？」
カ「確かにラプラス市内はバロウズの庭かもしれないが・・・・・・市から出て証拠を公表すれば、さすがのバロウズもおしまいだ。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
A「ニヤッ)・・・・・・なるほど、いけそうだな。」
カ「・・・・・・・・・・・・。」
カ「・・・・・・ふん、いい顔をするようになったじゃないか。これまでのお前と比べて、見違えたぞ。」
カ「ならば決まりだな。」
ノ「でも、その肝心の企業が具体的にどこなのか・・・・・・まるで想像ができませんわ・・・・・・。」
A「僕は心当たりがある。」
カ「奇遇だな、私も具体的に心当たりがあるぞ。」
ノ「そ、それはどこですの？」
A「それは・・・・・・」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
