第７２話 ページ24
そして姉さんの鼻血が止まったためようやく本題に・・・
カ「Aはバロウズとシビラに復讐することで間違ってしてしまった悪魔の契約をなかったことにし・・・・・・」
カ「代償として失った手足を取り戻すことが目的だ。そうだな。」
A「ああ、そしてそれはお前も同じだ・・・・・・。」
A「市長達に悪魔の契約という美学を利用されたから復讐し、思い知らせてやりたいと考えているんだろ。」
カ「そうだ。そしてそれと同時に我々もまた悪魔の契約で結ばれた関係・・・・・・。」
カ「お前との第二の契約である『復讐の手助け』は私が、悪魔としてのプライドをかけてやり遂げてみせよう。」
A「・・・・・・期待してるぞ。」
A「でも、僕も左腕が戻った今なら・・・・・・拳銃の一発や二発なら射てる。」
A「もう助けられっぱなしにはならない。」
カ「そいつは結構。せいぜい私の足を引っ張らない程度に頑張ってくれ。」
カ「で、だ。これからどうするつもりだ？」
ノ「何がですの？」
カ「復讐だよ、復讐。復讐するということは、こちらから仕掛けるということだ。」
A「まあ、そうだな。」
カ「具体的に何をするか・・・・・・プランはあるのか？」
ノ「また市長官邸に突入、は無理ですわよね。」
カ「無理だ。このあいだはたまたま上手くいったが同じ手が通用するほどバロウズは甘くない。」
A「なら、暗殺とか・・・・・・。」
カ「ただでさえ裏社会に生きている人間なんだ。暗殺される隙なんかそう簡単に作りはしないさ。」
A「そうだよな・・・・・・。」
カ「・・・・・・前にも言ったが、バロウズを殺すことだけが復讐ではない。」
カ「ヤツの市長という地位を・・・・・・そしてその裏で築いた汚い富の山を、崩すこと・・・・・・。」
カ「それもまた立派な復讐だ。」
ノ「それはそうですけれど・・・・・・そっちの方がよほど難しいのではなくて？」
A「このラプラス市は警察すら市長の手の内にあるとボマーも言っていたしな・・・・・・。」
カ「ククク・・・・・・どんな手段を想像しているのか知らんがバロウズと戦う以上、何をしようとどうせ犯罪に同じこと。」
カ「だったら・・・・・・派手にやってしまえばいいのだ。」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
