第７１話 ページ23
〜スラムの空き家〜
スラムの空き家にピアノの音が響く
A「・・・・・・・・・・・・。」
Aの白くて細長い指がピアノの鍵盤を押した
ピアノを弾くAは無言だが表情は少し嬉しそうだった
ノ「Aの嬉しそうな表情を久々に見ましたわ！」
A「そうか？」
ノ「ええ、本当に嬉しそうですわ！」
僕はあれからカロンと第三の契約をして左腕を取り戻した
その代わりに・・・・・・
僕の右目は黒い眼帯に覆われていた
左手を右目の方に持っていくとずきずきとした痛みがする
左腕を取り戻した代償は僕の右目だった
カロンは大悪魔が同じ人間と三回も契約をすることは滅多にないと言っていた
ノ「久しぶりにピアノを弾いた感想は？」
A「感想もなにもこのピアノは音が狂っている」
ノ「そうですわね。」
この空き家にはピアノがあった
しかし長い間調律されていないせいで音が狂っていた
それにピアノはまだ弾けない
完璧に弾くには右腕に足も必要だ。
A「でも、こうして自分の手で鍵盤を押しピアノの音が聞けたのは嬉しいな(ニコッ」
ノ「ぐはっ//////(ブシャーーー！！！」←
A「姉さん鼻血出てる！？」
ノ「これくらいなんてことありませんわ(ポタポタ」←
A「いや、鼻血止めないと！！！」
ノ(可愛い・・・・・・そして天使の微笑み頂きましたわ！！！)←
とその時・・・
ガチャ
カ「・・・・・・ここにいたか。」
外に行っていたカロンが戻ってきた
A「何か用か？」
カ「なに、これからの方針を確認しておこうと思ってな。」
カ「その前に・・・・・・なんでノエルは鼻血を出しているんだ？」
ノ「Aが可愛すぎて・・・・・・」←
カ「そうか、なら仕方ないな。」←
A「いや、仕方なくないから！？というかカロンは何納得してるの！？」
カ「だってAが可愛いのは事実だしな」←
ノ「Aが天使なのは当たり前ですし(ポタポタ」←
A「・・・・・・まず姉さんは鼻血止めようか」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
