第６５話 ページ16
A「僕達はジリアンの安否を確かめないと・・・・・・。」
ノ「そうですわね・・・・・・。」
僕と姉さんは急いでジリアンの元へと向かった
A「・・・・・・・・・・・・！」
A「・・・・・・ひどいケガだ・・・・・。」
ノ「あんな爆発に巻き込まれれば無理もないですわね・・・・・・。」
ジ「・・・・・・う・・・・・・。」
ノ「・・・・・・よかった、息はしているようですわね。」
A「すぐに救急車を呼ばないと・・・・・・」
A「・・・・・・あ・・・・・・。」
A「そうだった・・・・・・この腕じゃ僕は電話すらかけられない・・・・・・。」
ここまで来られたのだってほとんど姉さんとカロンの手助けがあったからこそ・・・・・・
僕一人では、ボマーはおろかチンピラ一人倒すことだってできない・・・・・・
僕一人では何も・・・・・・
A「・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・いや、今はそんな事言っている場合じゃない
A「姉さん、救急車とあとできればジリアンの手当てを頼んだ。」
ノ「ええ、でもAはどうしますの？」
これでジリアンの安全は確保した・・・・・・なら僕は・・・・・・
A「僕は・・・・・・僕にできることをしてくる。」
ノ「わかりましたわ。絶対にケガだけはしないでくださいまし！」
A「ああ、約束する。」
そして僕はカロンとボマーが戦っている廃製鉄所の最奥に向かった
〜廃製鉄所・最奥〜
ボ「オラオラァ！！どうしたよ、お前の実力はそんなもんか！？」
カ「こいつ、本当に化け物か・・・・・・！」
ボ「事故で自分の家が爆発し、その燃え様の美しさに魅入られた、あの呪われた日から俺は・・・・・・ただの爆弾人間だ！」
ボ「それに比べて本物の悪魔サマは随分疲れてきてるみてえじゃねえか、ああ！？」
カ「・・・・・・くっ！」
カ(・・・・・・市長官邸でAを庇ったダメージがまだ抜けきってない、か・・・・・・)
戦いはカロンがボマーに押されている状態だ
このままでは・・・・・・！
きっと・・・・・・まだキズが治りきっていないんだ・・・・・・
僕が市長官邸で呆然としていたから、こんなことに・・・・・・！
A「やっぱり僕は、人に迷惑を・・・・・・」
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氷狐 - これ夢主の服装とか話し方が黒○事のシ○ル (2018年4月28日 8時) (
レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年11月19日 1時
