【被虐のノエル】ノエル・チェルクェッティにはとても可愛い弟がいるようだ【男主】パート2 (ページ14)

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第６３話ページ14

奥へと進むとボマーが待ち構えていた

ボ「よう、来たか。」

A「・・・・・・ジリアン！！」

ボマーの背後にある鋼鉄製の中二階の鉄柵の向こうにジリアンが横たわっていた

ノ「ジリアンッ！！大丈夫ですの！？」

ボ「騒ぐなよ、死んでねえって。もっとも、このまま放置したらわからねえがな。」

ボ「どこにいるかもわからねえお前に気付いてもらえるようにと張りきった結果・・・・・・」

ボ「市街地で使う爆弾にしてはちっと火薬が多かったようでな。クックックッ・・・・・・。」

ボ「だが・・・・・・おかげで今こうしてここに役者が揃ってる。ムダにはならなかったみてえだな！」

A「・・・・・・お前は許さない！僕を狙うなら、僕だけを狙え・・・・・・！」

A「無関係の人を人質にして傷つけるなんて・・・・・・お前も、バロウズ市長も・・・・・・卑劣の極みだな・・・・・・！」

ボ「無関係じゃねえだろ、こいつは。お前を釣りあげるための立派なエサだ。」

ボ「・・・・・・だが、今はお前なんかどうでもいい。後でてきとうに爆破してやるから大人しくしてな。」

ボ「それよりも悪魔カロン・・・・・・おめえだよ！」

カ「・・・・・・気に入らないな。悪魔と契約しただけの人間ごときが私に勝つつもりでいるようだが・・・・・・。」

カ「教えてやろう、火遊びが過ぎると破滅するということをな。」

ボ「おいおい、勝つつもりだが互角の戦いだと思ってるぜ。そうでなきゃつまらねえ、楽に勝てる戦いはもう飽きた・・・・・・！」

ボ「魔人フーゴ・ドレッセル・・・・・・お前らに恨みはないがバロウズの指示だ、焼かせてもらうぜ・・・・・・！」

ボ「いやいや、今はバロウズの都合なんかどうでもいい・・・・・・これは俺の戦いだ！」

ボ「見せてくれよ、悪魔の血は何色に燃えるのかをよ！！」

A「カロン、頼んだぞ・・・・・・！」

カ「その為の契約だ・・・・・・！」

そして魔人戦が始まった・・・・・・。